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白金フィルハーモニー管弦楽団 |
第16回定期演奏会
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会場 ミューザ川崎シンフォニーホール |
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曲 目 |
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ショスタコーヴィチ 祝典序曲 作品96
ベートーヴェン 交響曲第9番ニ短調 作品125「合唱付」
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指揮者 |
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汐澤安彦
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ソリスト |
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ソプラノ 田中 麻理
アルト 藤井 奈生子
テノール 藤牧 正充
バリトン 浅井 隆仁
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出演者 |
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白金フィルハーモニー合唱団
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今回の演奏会では、ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付」を取り上げました。クラシック音楽のファンのみならず誰もがよく知っている、親しみを持っている曲ですが、なかなか生で聴く機会を持たない、そしてアマチュアの演奏者である我々にとっても演奏をする機会に巡り合わない曲です。昨今の社会において生活していくうえで、心のゆとりが失われつつあり、人と人との関係性が希薄になっていくなか、「遍く世界の平和と歓喜」を歌い上げるこの大曲は、社会で生きる全ての人々を元気づけるのに相応しいという気持ちから選曲しました。
<良かった点>
当団音楽総監督の汐澤 安彦氏のご指導のもと、音楽を緻密に構築し、演奏会のまさに前日まで細部を修正するリハを重ね、そして迎えた本番はホール内のお客様と参加してくださった合唱団、オーケストラがまさしく一体となりました。このような瞬間を迎えることができたことは、演奏者としてもとても幸せなことでした。
終演後のロビーにおいては、お客様から「良かった、来年もぜひ聴きたい」「歌ってみたくなった」との声があちこちで聞かれました。
また、合唱団は初心者を含めて、一般参加の方を広く募集しました。練習の中、経験者の方が初心者の方にアドバイスする姿も垣間見られ、今後の新たなコミュニティの創出に寄与したのではないかと思います。
<今後の課題>
「第9」という曲の知名度を見誤りました。とにかく反響が大きく、問い合わせも多く頂戴しました。
また、合唱団の参加も盛況で、結果として合唱団に客席で歌っていただくことになり、入場いただける客席数を減らすことになってしまいました。お客様よりご来場のお問い合わせをいただいたのに、お断りする場合もあり選曲と集客マネジメントの難しさを強く感じました。
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