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奈良交響楽団 |
奈良交響楽団第49回定期演奏会
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会場 奈良県文化会館国際ホール |
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第49回定期演奏会風景
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曲 目 |
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メンデルスゾーン:序曲《ルイ・ブラス》作品95
ビゼー:カルメン組曲より7曲
シューベルト:交響曲第8番ハ長調D.944《ザ・グレート》 |
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指揮者 |
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高谷 光信
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ソリスト |
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出演者 |
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<今回の企画>
今回、奈良交響楽団49回定期演奏会では、「家族でカンタービレ」と名づけた家族招待企画を実施いたしました。
高齢化、少子化が進む中、音楽を通じてもう一度家族の絆を考えて貰おうということ で、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に演奏会を聴こうというふれこみで、Webや奈良市内を中心に告知し、100名を越える応募者がありました。実施内容はオーケストラやクラシック音楽を様々な角度から知り、楽しんで頂くように、オーケストラのリハーサル中の時間を使って「カルメン」を題材に以下の企画を実施しました。
・ロビーで大型プロジェクターでの映像を使って「カルメンってどんなお話?」の説明
・ホール内の様々な施設(楽屋、舞台裏など)を移動し、舞台の裏の様子を見てもらう。
・リハーサル中のオーケストラ演奏を同じ舞台の上から見学
・指揮者との記念写真
また、来場者全員に、プログラム以外に「Etude」という読みものを配布しており、作曲者のエピソードを含めての紹介などを行い、演奏を聴くだけではなく、作曲者を理解するうえでの役に立てるよう工夫をしました。
結果として、グレートという長い曲をメインに持ってきたにもかかわらず、子供達を含めて最後まで熱心に聴いて下さり、演奏会自体は大成功に終わりました。招待した子供たちからは、生の楽器、生の舞台、生の演奏を一日で初めて味わったことへの感動・感激も多く感想文として寄せられました。また「のだめカンタービレ」の影響もあったと思われるコメントも多数ありました。保護者からは、子供達が今回の企画(演奏会)で「何か」を感じてくれたという手ごたえを持たれた方もいらっしゃっいました。
<今後の課題>
こうした企画をより多くの方々に知って頂くための広報活動に関しては、まだまだノウハウやネットワークが団内に無く、団員個人の伝手に頼った部分が少なからずあり、今後はもっとシステマティックな活動を行えるような方策を検討していく必要があります。
最後に、今回の幹事店である「奈良トヨタ自動車株式会社」様には、新聞への告知やポスターの店舗への掲示やちらしの配布など、集客面でも多大な協力を頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。
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オーケストラを間近で見る子供達 |
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指揮者と記念撮影 |
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