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大分交響楽団 |
大分交響楽団2007ファミリーコンサート
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会場 iichikoグランシアタ |
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開場を待つお客様
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曲 目 |
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ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー
外山雄三:管弦楽のためのラプソディー
ヴェルディ:「大行進曲」アイーダより
グリーグ:「朝」ペールギュント組曲より
エルガー:威風堂々第1番
ウエーバー:「魔弾の射手」序曲
ラ・クンパルシータ / エル・クンバン・チェロ
劉鉄山:瑶族舞曲 他 |
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指揮者 |
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山本祐ノ介
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ソリスト |
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後藤秀樹(ピアノ)
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出演者 |
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大分交響楽団
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去る6月3日、大分交響楽団2007ファミリーコンサートは、大分市iichikoグランシアタで無事終了した。テーマは「出かけよう音楽の旅へ Around the World」で、世界各国に関係ある小品を集めて演奏した。指揮は当楽団にとって2回目の山本祐ノ介氏にお願いした。今回は第1196回のトヨタコミュニティーコンサートであり、トヨタ自動車関連会社のみならず、自らも新聞他のメディアで積極的な宣伝を行った。また、その趣旨に添って、県内の各施設から日頃、生の音楽に接する機会の少ない人々を沢山ご招待した。その結果、1600名を超える聴衆を迎え、コンサートは盛況のうちに始まった。
トップのアイーダ「凱旋行進曲」では、市内の高校から18名もの金管バンダを加え、2階左右の桟敷席で、スポットライトの下、高らかにブラスの響きが鳴り響いた。また、弦楽合奏の「枯葉」では、黄金色の色調の光の中、哀愁の響きを紡いだ。後半のラプソディー・イン・ブルーは、大分出身で新進気鋭の後藤秀樹氏のピアノで幕を開けた。続く、お楽しみの指揮者コーナーは、会場から抽選で選ばれた3名の方にカルメン「闘牛士」を振ってもらう趣向である。恒例のこのコーナーは人気が高く、聴衆と演奏者が一体感を感じるときでもある。特にこのコーナーでは、特別ゲストで客席におられた大分県知事の広瀬勝貞氏も舞台に上がり、指揮ぶりを披露した。その途中、舞台には来年の大分国体のマスコット人形「メジロン」も飛び出し、大いに会場を湧かした。中国の「瑶族舞曲」は、昨年、本団が大分市の友好都市・中国武漢市を訪問して演奏会を開いたとき、武漢楽団との合同演奏会で演奏した思い出深いものでる。アンコールのラデッキー行進曲は会場の盛大な手拍子の下に演奏し 、沢山の拍手を頂きながら幕を閉じた。
ほぼ満員の聴衆を迎え、今回のコンサートを成功裏に終えることが出来たことを、トヨタ自動車、大分県トヨタ販売会社グループ、JAO等の関係各位に感謝しつつ、本団が創立以来43年間目標に掲げる「県民による県民のためのオーケストラ活動」の持つ意義を新たに感じるとともに、その目標に向け、今後とも積極的に演奏会を展開していく意志を強くした次第である。
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ラプソディー・イン・ブルー演奏風景 |
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指揮者コーナーで「闘牛士」を指揮する広瀬県知事 |
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