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目黒区民交響楽団 |
目黒区民交響楽団第65回定期演奏会
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会場 めぐろパーシモンホール大ホール |
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ショスタコーヴッチ交響曲第5番の演奏
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曲 目 |
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チャイコフスキー スラブ行進曲 op.31
R.シュトラウス オーボエ協奏曲 AV.144
ショスタコーヴィチ 交響曲第5番ニ短調 op.47 |
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指揮者 |
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藤本 純也
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ソリスト |
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本間 正史
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出演者 |
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目黒区民交響楽団
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今回は「世紀を超えて音楽に聴く平和と自由への祈り」と題して,上記3曲をとりあげました。
指揮は藤本淳也先生で,これで3度目の協演です。また,来春の第67回演奏会での協演も予定しています。
上記の曲目にはシュトラウスのオーボエ協奏曲という相当な音楽ファンでも知らない(むしろオーボエ奏者のみが知っている)曲も含まれていて,聴衆動員上一抹の不安を抱いていたのですが,結果は定員1179名のパーシモンホールに981名と,同ホールが私どもの常打ち会場となってからこの5年の間では,「第九」「カバレリア・ルスチカーナ」のような特殊演目の演奏以外では最高の入場者数を記録することができました。
ショスターコヴィッチは,当初は生誕100年にあたる昨年に演奏を予定していたのですが,やむを得ない事情で 1年ずらすことになりました。今年も,この曲の初演70年目というやはり記念すべき年です。よそのアマオケはこぞってこの曲を昨年演奏しましたが,当団が結果的に競争を回避したことが,うまくお客様を増やしたひとつの要因になっているのかもしれません。実際に,ショスタコーヴィチの5番を是非聴きたいというお客様がかなりいました。彼の第5交響曲は,ベートーヴェンやマーラーの5番と並んで,古典となった感があります。
オーボエ独奏は,団員の師匠にあたる本間正史先生にお願いしました。シュトラウスの青年期の室内楽の作風を思わせる艶やかな色彩感に溢れるこの曲を演奏する機会は,プロの演奏家でもなかなかないということです。私どもにとっても「英雄の生涯」や「ティルオイレンシュピーゲル」とはまったく違ったシュトラウスの一面を垣間見ることができて幸せでした。
<良かった点>
ともかく,お客様が多かったこと。次の演奏会(11月25日)は比較的知名度のある曲を並べるので,是非1000人の大台のせしたいと思います。
<今後の課題>
ショスタコーヴィチのような大編成の曲をやると,団員だけでは弦がどうしても不足してしまいます。これはどのアマオケでも同じ悩みになっていますが,今後は弦(Vl, Vla, Cb)の補強を重点的に考えたいと思います。
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本間先生の独奏でシュトラウスのオーボエ協奏曲 |
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藤本先生を囲んで打ち上げ会の一こま |
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