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札幌フィルハーモニー管弦楽団 |
TCC in DATE(伊達)
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会場 だて歴史の杜カルチャーセンター大ホール |
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“あなたも名(迷)指揮者コーナー”のスタートです
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曲 目 |
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・喜歌劇「こうもり」序曲(J・シュトラウス)
・組曲「アルルの女」より(ビゼー)
・交響曲第1番(ブラームス) |
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指揮者 |
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中田 昌樹
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ソリスト |
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出演者 |
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札幌フィルハーモニー管弦楽団
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今回の演奏会が開催された伊達市は、北海道の湘南と呼ばれるほど温暖な、噴火湾に沿って発達した風光明媚な街です。近年本州からの移住者も増えている中、文化に触れる機会が少なく、ぜひフルオーケストラの演奏を、との地元の文化関係者の御要望もあり、コンサートが実現しました。
<皆さんと一緒に>
当日は、あいにくの雨模様にもかかわらず、市内および近郊から集まったお客様は1,007名。クラシックコンサートではホール始まって以来の記録だそうです。そのうち小中学生の招待者は300名を超え、皆早くから入場されました。こうした熱いお客様を前に、演奏にも熱がこもりましたが、曲の合間には会場のお客様を3名その場でおよびし、ステージでオケを振っていただく「あなたも名(迷)指揮者コーナー」を開催。用意された特製カラー指揮棒を使用してそれぞれ大喝采をあびていらっしゃいました。また後半の大曲、ブラームス「交響曲第1番」では、演奏に先立って指揮者より曲目の解説と各楽章のさわりとききどころの演奏がおこなわれましたが、アンケートからも「よくわかった」「説明が良かった」といった声が多数寄せられました。
アンコールは、定番のラデツキー行進曲。でもこれもそう簡単に演奏しません。スタートと同時に始まる会場からの手拍子。でも曲は突然ストップ。ここでも指揮者から音楽の流れと手拍子のとり方の楽しい説明がありあらためて演奏。おかげで会場全体が一体となった最高の盛り上がりとなりました。
<今後に向けて>
これだけ多くの皆さまが雨にもかかわらず来場されたことからも、こうしたアウトリーチ方式のコンサートの重要性がはっきり認識されました。事前準備についても、遠隔地での開催ということから意思疎通が充分できない心配がありましたが、地元の方々の献身的な御努力もあり大成功となりました。今後に向けても、地元の皆さまの御協力をはじめ、関係者すべてが連携し、開催に向けひとつになれる環境作りが大事であると考えました。今回の開催に際し、トヨタ自動車様・トヨタ販売店グループ様をはじめ、多くの関係者の皆さまの御協力に心から感謝いたします。
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指揮者中田昌樹氏からブラームス1番について説明 |
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会場入口受付にはTCC特製バナーも設置されて |
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