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福井交響楽団 |
福井交響楽団第22回定期演奏会
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会場 ハーモニーホールふくい大ホール |
2008年 5月24日(土) | 開演 18:30 (開場 18:00) |
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「惑星」演奏前
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曲 目 |
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ベートーヴェン作曲 交響曲第8番
ホルスト作曲 組曲「惑星」 |
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指揮者 |
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船曳圭一郎
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ソリスト |
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出演者 |
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福井交響楽団
特別編成合唱団(合唱指導 木津弘美)
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当楽団としては大変難曲の組曲「惑星」に挑戦した。ヒットした歌の影響もあり、多彩な編成の大オーケストラの演奏とあって、広報を開始した時点から問い合わせが多く寄せられ、プレイガイドの売れ行きもいつもより良く期待の大きい中で臨んだ演奏会であった。
来場者数は、1,064名であり、当楽団単独の演奏会の中では比較的多かった。演奏会に向けて昨年12月から練習を開始し、通常より長い練習期間を設けて難曲に取り組んだにもかかわらず、ベートーヴェンの表現力や、ホルストでの安定感、完成度においては十分とは言えなかったが、会場の多くの聴衆からは大きな拍手をもらうことができ満足していただいた。
また、招待した200名近くの聴衆の中には、初めてオーケストラを聞く子供たちもおり、当初想像していた堅苦しい演奏会ではなくとても楽しかったという意見や、「木星」以外の他の曲も好きになったとか、今後もまた是非来たいとの意見もあり、招待演奏としての目的も十分に達成できたと感じている。
<良かった点>
・これまでにオーケストラの演奏会を聴いたことのない子供たちを招待し喜んでもらえた。
・引率してきた父兄や先生からも、このような活動に高い評価をしていただいた。
・4管編成でかつ、パイプオルガン、チェレスタ、ハープ、女声合唱を含む大編成となったが、全団員とたびたび協力していただいている音楽仲間との一体感あるオーケストラを作り上げることができた。
・全団員がステージにのってしまうため受付や裏方が手薄であったが、外部から協力者により対処することができた。
・今回の演奏会に向けての練習が始まってから、「惑星」という人気の大曲をするためか、多くの若い新入団員が加わり、団内が活気づいてきた。また弦楽器奏者不足の悩みも少し解消されつつある。
<今後の課題>
・他の行事も重なったためか、演奏会の様子がいずれの新聞にも取り上げられず、マスコミへの当楽団の注目度の低さを痛感した。
・演奏技術の面では十分とは言えず、練習への参加率向上も含めて精進が必要と感じた。
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