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山陰フィルハーモニー管弦楽団 |
トヨタコミュニティコンサートin元気館
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会場 邑南町健康センター「元気館」 |
2008年 7月 6日(日) | 13:30会場
14:00開演 |
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感動を呼んだ150名のオーケストラ
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曲 目 |
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ベルリオーズ;「幻想交響曲」から第4・5楽章
ムソルグスキー;交響詩「はげ山の一夜」
R・シュトラウス;ホルン協奏曲第1番
レスピーギ;交響詩「ローマの松」から
「カタコンブ付近の松」
「アッピア街道の松」
その他;地元中学・高校3校吹奏楽部の演奏曲 |
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指揮者 |
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今岡正治(山陰フィル指揮者)
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ソリスト |
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吉永雅人
(ホルン=新日本フィルハーモニー交響楽団)
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出演者 |
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山陰フィルハーモニー管弦楽団
石見中学校吹奏楽部
瑞穂中学校吹奏楽部
矢上高校吹奏楽部
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《バンダ隊が大活躍》
それは、これまでの地方公演では聞いたことのない盛大なブラヴォーでした。アンコールで再び演奏した「アッピア街道の松」では、9人のシンバルが炸裂するごとに拍手が起こり(まるで打上げ花火みたい)、最後のコードが響くと同時にお客様も大拍手で演奏に参加。まさに会場が一体となった瞬間でした。
会場2階席のバンダ隊の最前列にシンバル隊を並べると言う「とんでもない」と思われた着想は効果満点。客席を埋めた600名のお客様に大きな感動を呼び起こしました。シンバルで参加した中3の女の子は、新聞の取材に対し「豪華な曲で、今までで最も楽しかった」と語っていました。
《さすがの美演 〜ホルンの吉永さん〜》
後半の最初に登場したゲストの吉永雅人さんは、冒頭の輝かしい音色で会場を圧倒し、一気にR・シュトラウスのかっこいい世界へお客様を誘いました。その後も吉永さんの独壇場。第2楽章のふっくらとした柔らかさ、第3楽章のテクニックと切れ味、どれをとっても「これぞプロ」を強烈に印象付けました。お客様も堪能されていました。
《3者で作ったコンサート》
昨年に続き邑南町では2回目のコンサートは、TCCのA2方式として行いました。主催は山陰フィルですが、地元邑南町教育委員会が事務局を務める実行委員会がチケット販売や当日の会場まわりを完璧に受け持ってくださり、受付にはもう20年来のお付き合いになる島根県トヨタ販売会社グループ5社のスタッフの皆さんが、松江から2時間半の道のりをかけつけてくださいました。そして、東京のトヨタ本社からは社会貢献推進部の部長さんまでも。
前日から泊り込みの移動公演はオケの負担も相当になりますが、これが実現したのもTCCとしての支援がいただけたから。山陰フィルは内容のある演奏を提供することで、お世話になった皆さんに応えました。
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輝かしい音色で会場を圧倒した吉永さんのホルン協奏曲 |
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受付は島根県トヨタ販売会社の20年来のTCCスタッフ |
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