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フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団 |
フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団 第48回演奏会
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会場 目黒パーシモン 大ホール |
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受付風景
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曲 目 |
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◆シューマン/Sym.4
◆ケッツァー/Tp.とTb.の為のコンチェルト
◆ワグナー/「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死、「タンホイザー」序曲 |
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指揮者 |
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北原幸男
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ソリスト |
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タマシュ・ヴァレンツァイ(ベルリンフィル・ソロTp.)、オラフ・オット(ベルリンフィル・ソロTb.)
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出演者 |
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フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団
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今回の演奏会は、かつてカラヤンが好んでプログラムを組んだ「前半にシューマンの交響曲、後半にワグナーの楽劇よりの抜粋」という、あまり行われない形式に挑戦したが、予想以上に好評だった。
休憩後は、ケッツァーの「Tp.とTb.のための協奏曲」から始まった。 ソリストは、以前から当団とのレコーディングや演奏会での共演ですっかり親しくなったベルリンフィルTb.のオラフ・オット氏と彼の友人であるTp.タマシュ・バレンツィ氏。 クラシックとジャズの要素が融合したこの曲の中で、二人は鮮やかなテクニックと美しい音色を披露し、観客だけでなく、共演していた我々も魅了された。アンコールとして演奏した、弦楽合奏とソリスト二人によるアルビノーニの「コンチェルトF-dur 1楽章」では、Tp.とTb.の控えめで澄んだ金管の音色が会場に響き渡った。
<良かった点>
友情出演のソリスト2人との共演が、聴衆にも団員にも刺激的で、貴重な体験になった。メインプログラム(タンホイザー序曲) ではソリスト二人が急遽演奏に参加し、会場は大いに沸き、舞台上・客席ともども格別の感動を味わった。
また、ヨーロッパでの経験豊かな北原幸男氏を初めて指揮者に迎え、新たな気持ちで演奏会に臨むことができた。
<今後の課題>
会場付きレセプショニストのいないホールであったが、当団で場内案内の要員を手配しなかったため、遅れ客対応に行き届かない面があり、お客様にご迷惑をお掛けしたのは申し訳なく思っている。
また、会場側から、「金管楽器のステージ上のつば抜きは受け皿を用意するよう」指示され、ソリストが金管だったこともあり、大変戸惑った。コンサートホールで、このような指示は前代未聞だった。
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タンホイザー序曲 |
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