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多治見市交響楽団 |
多治見市交響楽団第25回定期演奏会
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会場 バロー文化ホール |
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多治見市交響楽団第25回定期演奏会、演奏風景
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曲 目 |
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ヴェルティ:歌劇「ナブッコ」序曲
シューベルト:交響曲第7番「未完成」
メンデルスゾーン:交響曲第3番イ短調「スコットランド」 |
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指揮者 |
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服部洋樹
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ソリスト |
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出演者 |
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今回の演奏会は多治見市交響楽団の結成30年を目前する歴史の中にあり、25回目という節目の演奏会でした。演奏会の参加者としては、指揮者の服部洋樹先生が特別ゲストでした。多治見市出身の服部先生は、過去に数回演奏に参加してきてくれた一奏者ですが、大学は音楽の道に進み、昨年学業を終え卒業され、今回は音楽家として歩み出す第一歩としての演奏会を出身地で行い、市民に知ってもらう機会になったと思います。市民からも期待され、各新聞にも取り上げてもらい、注目してもらえた演奏会となりました。演目としては、今回はソリストを入れない団員のみの演奏会とし、団員の技術向上を目標とすると同時に、アンケートで「今後聴きたい曲」の箇所に必ず書かれるような名曲を取り入れたプログラムとし、観客にとってもクラシックがかけ離れた存在である意識を持たずに聴けるような努力をしました。アンコールでは服部先生の二本立ての本業でもあるファゴットのソロ曲を吹いてもらい、多種多様な表現をお客様に楽しんでもらえるように工夫しました。
集客数以上に会場が広すぎるので、一部座席を区切ったことで、観客の集中力が昨年以前よりも感じられました。招待型演奏会ということで、チラシ、チケットの配布に力を入れたことで、初めて会場に訪れて聴いてくださった方もあり、温かな拍手を感じました。
団内の影響としては、若い指揮者に参加してもらったことで、団の雰囲気が以前よりも活発になり、団内の交流や運営面の協力体制にも役立ちました。また、TOYOTAという知名度の高い企業に支援をしていただいたことで、地元の企業からも注目をしてもらえ、いつもと違う一面を見ていただけたと同時に、ケーブルテレビなど各所からの協力も得られました。参加団員も各社の協力を得られたことで、心強く練習に参加し、本番に向けて頑張ることができました。
反省点としては、学校への招待券について説明が足りず、学校生徒よりも先生の中で配布された学校もあったようでした。先生が聞いてくださるだけでなく、小さな生徒も聴きに来たいと思えるような演奏会の企画や配慮ができたらと思い、今後に活かしたいです。10万人都市ということで、集客にも限界はありますが、身近な協力者を大切にしてできるだけ多くの方に来てもらえる団づくりに尽力したいです。
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客席の様子、前半分を使用 |
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開場前のお客様の様子 |
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