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富士フィルハーモニー管弦楽団 |
富士フィルハーモニー管弦楽団第36回定期演奏会
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会場 富士市文化会館ロゼシアター大ホール |
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コンチェルトは川田健太郎さんと4年ぶりに共演
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曲 目 |
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歌劇「魔笛」序曲 KV620(モーツアルト)
ピアノ協奏曲第1番 変ロ短調 作品23(チャイコフスキー)
交響曲第4番 ヘ短調 作品36(チャイコフスキー)
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指揮者 |
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小田野 宏之
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ソリスト |
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川田 健太郎
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出演者 |
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富士フィルハーモニー管弦楽団
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今回の演奏会では、当オーケストラ第36回目の定期演奏会として、チャイコフスキーとモーツァルトといったヨーロッパの大作曲家の作品で、美しいメロディーやドラマティックな展開満載のクラシックの人気曲でプログラムを構成しました。
特に、今回は富士フィルとして3年ぶりのTCCでの開催としてご支援いただき、地元の小中学生や高校生、福祉施設関係者を中心に招待活動を展開しました。
演奏会では、開場後、ホールホワイエにてロビーコンサートを実施しました。弦楽器、金管楽器、木管楽器によるアンサンブル演奏では、各楽器の紹介や特徴を生かしたアンサンブル曲の演奏のほか、演奏会のプログラムにちなみ歌劇「魔笛」からの曲などを演奏。各楽器の生の音を身近に感じていただけるように企画しました。
演奏会は、モーツァルトの歌劇「魔笛」序曲から。富士フィルとしては、前回TCC以来、久しぶりのモーツァルトの演奏です。チャイコフスキーが敬愛した大作曲家モーツァルトで軽快に元気よく演奏会の幕が開きました。そして、チャイコフスキーのシンフォニックな2つの名曲へ…。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲のソリストには、4年前にガーシュウィンの「ラプソディ・イン・ブルー」で共演した若手実力派ピアニスト・川田健太郎さんとの共演。川田さんの演奏は、「ピアノの音色が力強く、また繊細でとても心地よかった。」、「ピアノの超絶技巧を間近で視聴することができて感動でした。」、「演奏に引き込まれてしまいました。」、「ピアノはとてもダイナミックで感動しました。涙が出てきました。」「演奏は情景が見えるようでとてもステキでした。」など感想を数多くの方からいただきました。
そして、後半はメインのチャイコフスキー交響曲第4番。この曲に特に深い思い入れのある小田野先生がチャイコフスキーが音符に込めた想いを表現し団員を導きます。楽章が進むにつれ、先生の放つオーラがオケを包み、集中力・一体感のある「熱演」となりました。第4楽章は、持てる力をさらに振り絞り、フィナーレへ突き進み終結。会場からは大きな拍手が湧き上がりました。
アンケートや直接の声から、「皆さんの息の合った演奏は日頃の練習の賜物。素晴らしかったです。」、「交響曲の第4楽章がとてもエネルギーを感じてすばらしかったです。やっぱり生演奏はいいなーと思いました。」、「まさにオーケストラの醍醐味!素晴らしかったです!」、「チャイ4が一番響きが良くまとまっていました!弦のピッチカート、管のソロ、パーカッション全部良かったです。」など好評をいただきました。
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開演前のロビーコンサートでは、各楽器の特徴や音色を間近で感じていただきました |
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ホール入場模様。約1000人のお客様がご来場くださいました |
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