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高松交響楽団 |
高松交響楽団第115回定期演奏会 創立65周年記念vol.1
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会場 香川県県民ホール(レクザムホール) 大ホール |
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開場後ロビー周辺
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曲 目 |
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歌劇「魔弾の射手」序曲(ウェーバー)
ピアノ協奏曲イ短調(シューマン)
ピアノ四重奏曲第1番 管弦楽編曲版(ブラームス=シェーンベルク編)【四国初演】 |
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指揮者 |
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田中一嘉
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ソリスト |
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リード希亜奈(第3回高松国際ピアノコンクールファイナリスト)
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出演者 |
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高松交響楽団
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ドイツロマン派 「伝統と革新の響き」と題してウエーバーの序曲「魔弾の射手」・シューマンのピアノ協奏曲・ブラームスピアノ四重奏曲(シェーンベルク管弦楽編曲版)を取り上げた。指揮者は田中一嘉氏、ソリストは2014年に開催された第3回高松国際ピアノコンクールファイナリスト リード希亜奈さん。
創立65周年記念ということで通常の定期演奏会ではなかなか取り上げにくい曲目にチャレンジした。シューマンのピアノ協奏曲はアンサンブルの難易度が高いことで良く知られており、 ブラームスピアノ四重奏管弦楽版は、華やかな演奏効果から近年首都圏ではしばしば演奏されているが、その技術的な難易度の高さや知名度の点で、地方で演奏される機会は少ないので意欲的に取り上げた。今回四国初演。
<良かった点>
演奏者側からは、シューマン・ブラームスともに技術的な難易度という点では、おそらく過去の高響の演奏会でも1,2を争う内容であり、文字通り「チャレンジ」であったが、田中先生の指導のもと、一丸となって取り組んだ結果、納得のいく、充実した演奏となった。また、聴衆からのアンケート結果でも高い評価をいただいた。
<今後の課題>
選曲・演奏面においては、今後も地方ではなかなか取り上げられない曲を紹介していくとともに、いわゆる古典といわれる曲にじっくり取り組んでいき、引き続き地方の音楽文化に貢献したい。
また、運営面においてはアンケートの結果などを参考に、改善を図るとともに、幅広い年齢層にファンを広げていきたい。
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シューマン:ピアノ協奏曲(リード希亜奈さんとともに) |
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ブラームス:ピアノ四重奏曲 |
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