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山形フィルハーモニー交響楽団 |
2016山フィルファミリーコンサート
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会場 山形市民会館大ホール |
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会場前の行列
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曲 目 |
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ドビュッシー/牧神の午後への前奏曲
ラヴェル/スペイン狂詩曲
メンデルスゾーン/劇付随音楽「真夏の夜の夢」 |
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指揮者 |
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籾山 和明
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ソリスト |
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ソプラノ/坂川 侑香
メゾソプラノ/柳生 百香
お話/平野 礼子(劇団山形)
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出演者 |
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山形フィルハーモニー交響楽団
山形県少年少女合唱団
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当団では、春にファミリーコンサート、秋に定期演奏会の年2回の演奏会を開催しています。
今回のプログラムは、当団の音楽顧問の籾山和明さんの指揮のもと、前半はドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」、ラヴェルの「スペイン狂詩曲」を演奏しました。本格的なフランスものへの挑戦は6年ぶりでしたが、特に木管楽器が奮起し、豊かな色彩感を表現できたと考えています。
後半には、メンデルスゾーンの劇付随音楽「真夏の夜の夢」を演奏しました。曲中に登場する声楽には、ソリストに地元の大学生、合唱団には児童合唱団の子供たちを起用しました。シェイクスピア原作の同名の戯曲を基にオリジナルの脚本を作成すると共に、地元の劇団の方から表現豊かにナレーションを演奏に加えていただき、幅広いお客様からクラシック音楽を楽しんでいただきました。
<良かった点>
この度の演奏会では、地元の各分野で活躍する方々との共演が実現し、山形の芸術文化のポテンシャルの高さを示すことが出来たのではないかと考えています。
指揮者の籾山さんには、遥々山形まで何度も足を運んでいただき、丁寧かつ妥協のないご指導により、有意義な練習を行うことができました。本番でも団員一同集中力を切らさず、一体感のある演奏ができたと思います。
<今後の課題>
団を運営する上で取り組まなければならない課題は、団員の平均年齢の上昇と新入団員の減少、そして集客が最盛期と比較して1〜2割ほど減ってきていることです。
このことは、仕事、学生生活の多忙や趣味の多様化など、様々な要因はあると思いますが、先ずは小中学生などの若い世代にオーケストラ、クラシック音楽に興味を持ってもらうことが重要で、今回のような積極的なアプローチを今後も継続していきたいと考えています。
また、特に若い世代の取り込みのため、団のホームページをさらに活用すると共に、SNS等を活用したPRなどについても、真剣に取り組まなければなりません。
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会場直後の受付の状況 |
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公演状況 (真夏の夜の夢) |
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