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札幌フィルハーモニー管弦楽団 |
創立45周年記念第54回定期演奏会
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会場 札幌コンサートホールKitara大ホール |
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開場をお待ちのお客様
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曲 目 |
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・舞台神聖祝典劇「パルジファル」より第1幕への前奏曲 (ワーグナー)
・フルート協奏曲ニ長調 (ライネッケ)
・交響曲第1番「巨人」 (マーラー)
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指揮者 |
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松浦 修
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ソリスト |
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ウォルフガング・リンデンタール (ウィーン国立歌劇場舞台オーケストラ)
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出演者 |
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札幌フィルハーモニー管弦楽団
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札幌の国際教育音楽祭PMFへ、学生時代から通算3回、研修生として参加し札幌にも少なからずつながりがあり、現在はウィーン国立歌劇場所属で、ウィーンフィル等でも活躍しているフルート奏者W・リンデンタール氏をお迎えした、今回のTCC。 当団の創立45周年記念イヤーコンサート第一弾として大曲にも取り組み、全体として非常に充実したものとなりました。
国際的に活躍されている、そして何より音楽の都からの演奏家との共演は、お客様にとっても大変素晴らしい経験だったと同時に、我々オーケストラにとっても大変貴重な研鑽の場ともなったのでした。
彼には定期演奏会での独奏のほか、医療施設でのボランティア演奏、さらには市内ショッピンングモールでの室内楽演奏会なども企画、積極的に協力いただき、最終的に定期演奏会へのつながりをもたせる良い機会ともなりました。
そして、演奏会最初の前奏曲は、昨年若くして亡くなった女性団員への追悼の曲として演奏、その意味でも忘れられないコンサートとなりました(プログラムにも経緯を記載)。
最後の交響曲演奏終了やいなやのお客様からの圧倒的なブラボーが今回の演奏会全体の成功を表している気がしました。
<良かった点>
・綿密な事前計画により著名外来演奏家との共演をスムースに準備・実施できた。
・ソリストの過去のPMF経験から、PMF組織委員会等の協力を得た。また、そのつながりでミニコンサート開催が実現、演奏会
自体への(集客など)効果的な手段となった。(PMF組織委員会には、名義後援もいただいた)
・障碍を持つ子供たちのクリニックへのボランティア演奏の実現など、大変貴重な経験をしてもらったこともあり、ソリストから、あ
らためて今回の我々オーケストラとの演奏会の意義や重要性を認識いただくことが出来、より一層当日の充実した素晴らしい演
奏につながった。
・上記のような理由から、我々の活動、環境、またトヨタさんの文化支援活動を多くの市民の方々に知ってもらうことが出来た。
<今後の課題>
・当初予定のポスター掲示先が先方の都合で掲示できなくなる等があり広報が一部縮小した。さらに今後は拡大をはかりたい。
・入場者の高齢化などが以前に比べ顕著になってきており、サポート体制、事前販売時の注意などを検討・徹底していきたい。
・マスコミに対し、さらに開催掲載を促すべく「招待券プレゼント」を増やすなど具体策を実施する。
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演奏風景1 |
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W・リンデンタール氏との共演 |
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