|
 |
 |
四国フィルハーモニー管弦楽団 |
四国フィルハーモニー管弦楽団 「ファミリーコンサート(移動・訪問)」「2005高知定期公演(招待)」 〜病気と闘う子どもたちを支援するチャリティコンサート〜
|
於 田野町ふれあいセンター・高知県立県民文化ホール(オレンジホール) |
2005年12月23日(金)(移動・訪問)
2005年12月24日(土)(招待) | ファミリーコンサート(移動・訪問)12月23日(金)18:00
2005高知定期公演(招待)12月24日(土)14:00 |
|

田野町ふれあいセンターでの演奏風景
|
 |
曲 目 |
 |
久石譲 オーケストラストーリーズ「となりのトトロ」
ドビュッシー サキソフォーンと管弦楽のためのラプソディー
ドヴォルザーク 交響曲第9番ホ短調「新世界より」
アンダーソン そりすべり(アンコール) |
 |
出演者 |
 |
語 り 亀井佳代
ソリスト 福田香苗(サキソフォーン奏者)
指揮者 中橋健太郎左衛門(客演指揮者)
管弦楽 四国フィルハーモニー管弦楽団
|
 |
近年希に見る大寒波に見舞われ、団員や聴衆の交通手段の確保が危ぶまれる中、今回の演奏会を実施しました。
当初の見込みより聴衆の動員は少なくなりましたが、激寒の中にもかかわらず、多くの方々が来場してくれたことに感謝いたします。
初日の田野町での「ファミリーコンサート〜病気と闘う子どもたちを支援するチャリティコンサート〜B方式(部分支援型/移動・訪問)」は、町にある小さいながらも立派なホールに、フル編成のオーケストラが伺い演奏会を開催出来たことは、団員にも聴衆の皆さんにとっても有意義なことでした。地元の中学校吹奏楽部は部員全員で鑑賞してくれました。今回のコンサートはトヨタ自動車の協賛なしでは考えられないコンサートで、今後も継続して協賛支援をして欲しいとの声がありました。
小さなホールならではの、演奏者と会場のお客さんが一体となり、心から音楽を楽しむことが出来る演奏会となりました。聴衆の皆さんが時には涙しながら、音楽を楽しんでくださっている様子がつぶさに伝わってきました。演奏会後の宿舎にも、田野町の教育員会の方を始めとする皆さんが訪ねてくださり交流を深めることができました。
2日目の「2005高知定期公演〜病気と闘う子どもたちを支援するチャリティコンサート〜「B方式(部分支援型/招待)」は、児童福祉施設の子どもたちが、ホールに横付けされたマイクロバスから、うれしそうに降車し、受付に走ってくる姿や、日頃はコンサート会場に来る機会の少ない車いすの子どもたちが、家族と共にコンサートを楽しんでくれている様子を見て、開催して良かったと心から思いました。
開演に先立ち、高知医療センター瀬戸山病院長よりご挨拶いただき、病気と闘う子どもたちの現状と、このチャリティコンサートについての理解を深めていただきました。ロビーにはこれまでのチャリティによる浄財の活用報告や「ドナルド・マクドナルドハウス・こうち」の資料等を展示しました。
普段はコンサートに行くことを躊躇することもある中、招待を受けることで、病気と闘う子どもとその家族が、揃ってオーケストラを楽しむことが出来たと伺いました。
アンケートによると、トヨタ自動車がこのようなコンサートを支援していることに、関心を持たれた聴衆の方が多くいました。
また、選曲についても、オーケストラストーリーズ「となりのトトロ」により、オーケストラに親しみや関心を持てたことで、ドビュッシーやドボルザークの名曲を深く楽しむことが出来たと概ね好評でした。
今後とも、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
なお、四国フィルは翌日25日にも愛媛県松山市北条にて、「ラ・ファミリエ クリスマスコンサート2005」に出演。3日間の耐寒四国横断演奏旅行?となりました。
|
 |
田野町ふれあいセンターの受付の模様(弦楽四重奏によるウェルカム) |
 |
高知県立県民文化ホールでの演奏 |
|