|
 |
 |
八戸ジュニアオーケストラ |
第16回定期演奏会 〜響け・大いなる大地へ〜
|
於 八戸市公会堂 |
|

演奏会幕開け 交響詩「フィンランディア」の迫力ある演奏
|
 |
曲 目 |
 |
交響詩「フィンランディア」(シベリウス)
「ピアノ協奏曲イ短調」(グリーグ)
「カノン」(パッヘルベル)
交響曲第9番「新世界より」(ドヴォルザーク) ペールギュントより「山の魔王の宮殿にて」(グリーグ) |
 |
出演者 |
 |
指揮者:梶浦昌之 高橋明男
ピアノ:アルバート・ロトー
|
 |
1.コンサートの概要
今回の演奏会は、当初の計画では公会堂の中ホール(1階席のみ)を使用する予定でしたが、入場者が予想を上回る勢いでしたので、急遽2階席を開放し観客を案内しました。(入場者数952名)来場者が多いということは
演奏会にかける団員の士気を盛り上げるうえで大変良かったですし、最後まで熱の入った演奏となりました。
ピアニストのロトー氏とは今回で3回目の共演となります。グリーグのピアノ協奏曲の演奏は、音楽的にも技術的にも優れており、聴衆の反応が大きく、多くの方々に喜んで頂けました。その後の初心者3名による「カノン」
の演奏では、先輩団員とロトー氏の共演で、会場内が何とも言えない温かい雰囲気となりました。
2部はドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」の演奏は、よく知られている曲だけに気が抜けないものでした。団員の難しい曲への挑戦意欲が一体となり、4楽章に向けて盛り上がった演奏となりました。アンコールはペールギュントの「山の魔王の宮殿にて」の演奏で、感動的に終えることが出来ました。
今回は小学生の親子を招待することで多くの方々に喜んで頂くことが出来ましたし、特に新八戸市の合併記念として、南郷区の児童生徒に多数鑑賞して頂いたことが嬉しいことでした。(親子招待者数216名)
2.聴衆の声(アンケートより)
・小学生から中・高・大学生まで、外国の方までも一緒にひとつの楽曲を演 奏されて、すっかり魅了されました。(50代女性)
・とてもきれいな音楽でした。楽しかったです。(小学生)
・新世界をめあてで来てみたが、思ったより見入ってしまった。(小学生)
・吹奏楽とオーケストラの違いが改めて分かりました。(中学生)
・迫力がすごくあって、すごいと思いました。(中学生)
・小さい子の聴く態度(マナー)を守ってほしい。(40代女性)
・今回初めてジュニア・オーケストラを見ました。プロのピアニストが演奏 するのを知りませんでした。ジュニアを盛り立てている姿が印象に残りま した。(50代男性)
・元OGです。県外にいたので6年ぶりに演奏会に来ることが出来ました。 観客席から聴いたのは初めてで、迫力があって大変良かったです。団員の 方へメッセージを送ります。オーケストラで演奏できること、一流のソリ ストと共演できること、これは大変貴重な体験です。ジュニア・オーケス トラで演奏することを思いっきりエンジョイして下さい!!
(20代女性)
3.今後の課題
現在の団員は高校生が多く、新入団員が少ないといった状況です。特に、小学生から入る子が少ないので、ここ数年で団員が急激に減少することが予想されます。演奏活動が維持できるかどうか不安さえ抱いている現状です。今後充実した音楽活動を進めると共に、宣伝活動をさらに充実させ、団員を増やしていきたいと思います。練習時間が月3回程度、土曜日の午後6時から9時までの時間帯で行っていますが、部活動や通塾などの絡みでなかなか団員が集まらないのが悩みです。いかに、練習内容を音楽的に充実させ魅力のあるオーケストラにするかが課題です。
|
 |
開場を待つ観客のみなさん |
 |
新人団員の初舞台 |
|