|
 |
 |
千葉市管弦楽団 |
第50回記念定期演奏会
|
於 千葉県文化会館大ホール |
|

|
 |
曲 目 |
 |
フンパーディンク 歌劇「ヘンゼルとグレーテル」前奏曲
ブラームス 大学祝典序曲
マーラー 交響曲第5番 |
 |
出演者 |
 |
指揮者:土田政昭
|
 |
去る11月20日(日)、千葉県文化会館にて「千葉市管弦楽団第50回記念定期演奏会」を開催しました。
ちょうどこの日はプロ野球で日本一になった「千葉ロッテマリーンズ」の優勝パレードがあり、近くまでパレードが来ていてステージリハーサル最中「見に行きたいな」などという願望を持つ楽団員が多数いて、苦労しました(笑)。余談ですが、その2週間後、新入団選手のセレモニーに当団の金管楽器セクション有志の演奏で、花を添えたことを重ねて報告いたします。
演奏会曲目ですが、上記の通りです。テーマとしては「ドイツ音楽に親しもう!」ということでこの曲を選びました。我が千葉管は、記念演奏会になると“マーラー”を選ぶ習性がありまして(笑)、この演奏会もメインを「5番」にさせていただきました。
当日は、パレードの余韻があったのか(?)280名の招待客(主に学生さんやシニア層の方々)を含め、860名のお客さまを迎えての演奏会でした。
「ヘンゼルとグレーテル」は最初のホルン四重奏から聴衆を「引き込ませ」、グリム童話の世界へと誘いました。「大学祝典序曲」では、往年の「ラジオ講座」のテーマが大受けでした(文責者はファゴット担当です!)。
メインのマーラーは、最初のトランペットのファンファーレから「凄い演奏が始まるぞ!」という雰囲気を会場全体に漂わせました。3楽章のホルンのオブリガードの溌剌さ、4楽章の弦楽器・ハープの甘美な世界、5楽章冒頭のホルンなど、今後の千葉管史上語り草になるような名演を残すことができました。大詰めの大団円のところは、演奏しながら感激している楽団員も多かった、と聞いています。
演奏会終了後、お客さまアンケートでも「感激した!」と語ってくれた方もいらっしゃれば、今後の演奏への示唆を与えてくれる貴重なご意見も頂戴しました。また、明日からの演奏活動の糧になるような「記念演奏会」だったことを、最後に記してこのレポートを閉めたいと思います。
|
|