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目黒区民交響楽団 |
第61回定期演奏会
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於 めぐろパーシモンホール大ホール |
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カヴァレリア・ルスティカーナの演奏を終えて喝采を浴びる菅有美子先生,青柳素晴先生
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曲 目 |
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歌劇「ナブッコ」序曲(ヴェルディ) 牧神の午後への前奏曲(ドビュッシー) 歌劇「アイーダ」より凱旋行進曲(ヴェルディ) 歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より抜粋〈演奏会形式〉(マスカーニ) |
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出演者 |
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指揮者:大浦智弘
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今回の演奏会は「オペラのひととき」と銘打って,イタリアに関係ある音楽を取り上げました。
指揮は若手の大浦智弘氏にお願いし,二期会よりソリストを二人お迎えすることができました。メゾソプラノの菅先生は目黒区の出身で,地元のホールとのご縁ができたことをとても喜んでくださいました。当団で声楽を中心に据えたプログラムを組むことは久しぶりでした。
ホールは定員1171名ですが,これに対して実入場人員は1034名と初めて1000名の大台を突破しました。チケットのはけがよく,一時は入場規制かとも心配しましたが,結局ほどよい人数で収まったのは幸いでした。当団では,このところ毎回,お年寄りと小中学生をお招きしていますが,今回も合わせて133名の方にお見えいただきました。
お客様にとっては声楽が親しみやすく,メインプログラムのカヴァレリア・ルスティカーナは圧倒的な人気を博しました。「演奏会形式のダイジェスト版でも十分満足できる」「オーケストラもまろやかになり,歌の方とうまく調和してとてもすばらしかった。お互いの持ち味がよく出し合って感動した」というような嬉しいご批評をいただきました。演奏会全体については「素晴らしい躍動感とリズム感!今までの目黒オケとまったく違う。大浦先生の若くきびきびとした指揮によるところが非常に多い」というような声もありました。
今回はJAO本部のお勧めもあって,「地中海音楽の旅」ということで指揮者にユーモラスな解説をお願いしたのですが,聴衆からの反応は賛否双方がありました。私どもアマチュアの演奏会の聴衆は普段あまり演奏会には足を運ばない人々であるということを考慮に入れた演出だったのですが,曲をよくご存知の方は不要というお考えですが,とても面白く曲もよく理解できたという方もいらっしゃるのです。
また,同じアマオケ仲間と思われる方からも種々の厳しい技術的評価をいただきました。今後一層この道に励みたいと存じます。
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カヴァレリア・ルスティカーナの序奏を演奏する団員(ソリストは舞台裏で歌う) |
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続々詰めつめかけるお客様。定期演奏会で1000人をはじめて突破した。 |
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