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かずさジュニアオーケストラ |
君津中央病院訪問コンサート
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於 君津中央病院・講堂 |
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公演の概要
君津中央病院の院内ボランティア「ひつじぐも」と、かずさジュニアオーケストラ団長の徳尾氏との調整により、このコンサートの実施が決定されました。当日は車椅子20数名、移動式ベッド5名、他約60名の方が鑑賞されました。親しみやすい名曲、わかりやすい作品の演奏と、生徒による曲目紹介と講師による楽器紹介などを織り交ぜながら進行しました。途中で退出せざるを得ない重症患者の方々も多く見られましたが、院内ボランティアの皆さんの献身的な対応により、スムーズに進行することができました。また、演奏する子ども達も、そのことを理解しながら公演を進めていました。
関係者の感想
今回は初めての試みでしたが、患者さんを介護する20数名の職員の方々のご協力と、受け入れ側の体制が整っていたからこそ実施できた企画でした。演奏した子ども達も健康であることのありがたさや、音楽の持つ『人の心を和ませる力』が伝わったのではないでしょうか?単に趣味の演奏活動を行うという事を越えて『何のために学ぶのか』『何のために生きるのか』ということを自ら掴み取る、教育効果があると思うので是非続けてほしいと保護者の皆さんは話て下さいました。
終局の「ふるさと」では、すすり泣くような詠唱が場内から沸き起こりました。憔悴した患者さんたちの公演後の表情は来場時とは明らかに違っており、
皆さん口々に感謝のことばを述べていました。
今回は受け入れ側の尽力だけでなく、オーケストラ側の徳尾団長を筆頭とする運営会、父母による後援会、2名の指導者、生徒代表が一体となって成功に導くことができました。
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