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福井室内管弦楽団 |
オーケストラがやってきた 森の音楽会 第16回福井室内管弦楽団定期演奏会
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於 和泉村農林業者トレーニングセンター |
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会場入り口
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曲 目 |
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曲目
常動曲 J.シュトラウス
ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ニ短調 J・S バッハ
フルートとハープのための協奏曲 K299 モーツァルト
・口笛吹きと子犬 A.プロイヤー
・踊る猫 R.アンダーソン
・クラップフェンの森で J.シュトラウス
・春の小川 詞:高野 辰之 曲:岡野 貞一
・サンソンでしゃんそん 詞:伊藤 薫 曲:井関 真人
・ふるさとの空につづいている 詞:山口 洋子 曲:吉川 正夫
冬のソナタより「マイ メモリー」 編曲:清水八洲男
川の流れのように 編曲:清水八洲男
ワルツ 「ウィーンの森の物語」 J.シュトラウス
アンコール ラデツキーマーチ、ふるさと
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出演者 |
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出演者
福井室内管弦楽団
指揮者: 清水 八洲男
ソリスト:
ヴァイオリン 松谷 由美 (バッハ協奏曲)
オーボエ 広瀬 裕美 (バッハ協奏曲)
フルート 山本 倫博 (モーツァルト協奏曲)
ハープ 山本 真美 (モーツァルト協奏曲)
司会: 山本 倫博
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今回の演奏会の目標は昔、故山本直純先生がやっていたような演奏会を目指して、企画選曲し、わかりやすい楽器紹介、曲目解説、作曲家の逸話などを織り交ぜ司会をした結果、観客と一帯となった演奏会となりアンコールの途中から観客が全員総立ちとなり、手拍子をしていただくなど、感動的な演奏会を開催できました。
また、会場準備等では地元の有志の御協力で村民735名の村で258名(村民の4分の1以上)もの観客を動員できました。
普通の体育館を会場としたため、客席の半分にゴザを敷き、幼児や子供達を底に自由に座らせ、乳飲み子を連れた親子連れなども自由に鑑賞していただいたので、リラックスした雰囲気の中での演奏会となりました。しかし、体育館での演奏のため、音が散ってしまい特に後ろの管楽器の音が前に出てこずに色々苦労しました。
今後とも移動訪問演奏を増やすのであれば、どうしても体育館での演奏会が増えてくると思料されるので、TTCで仮設の反響板の無料レンタルを考慮していただきたいと思います。
今回の演奏会を企画開催して「移動訪問演奏はとても楽しかったが、普通の演奏会の何倍もの準備や労力が必要」と痛感しました。
第1に「長すぎず、短かすぎず」の曲を選んでの演奏会であった。その結果交 響曲全楽章とか協奏曲全楽章とかの演奏をすると小さい子供達が飽きてしまう ため、1楽章のみで何曲もたくさん演奏する形になりました。団員はやはり全 楽章の演奏会を希望していましたし、曲目が多いので練習も大変でした。
第2にアマチュアのオーケストラに入門用の演奏会を期待するこの企画「移動 訪問演奏」は想像以上に難しいのではないのでしょうか。
特に司会は「演奏が出来て、すべての楽器の特性を知っていて、作曲家の色々 なこと、曲目解説、開催地の情報の把握、等々」を完璧に把握してさらに状況 に応じた機転の利く司会をこなさなければならないため、プロのアナウンサー でもなかなかその能力のある方は少ないのでしょうか。
「題名のない音楽会」などでも、故黛先生や羽田先生等といった先生方だから こそ番組が成り立っていると思います。プロオケの「ジャリコン」も司会者次 第ではないのでしょうか。
当日は、私が司会をし、フルートのソロ、ピッコロのソロ、と一人で何役もこ なしたため本当に大変でした。
第3に団員の移動、楽器運搬、宿舎の手配などの準備が大変でした。今年初の 企画と言うことで、宿舎の予約をする時点でまだTCCの支援決定がもらえず、自 主公演覚悟での準備でした。自治体も昔と違い、なかなか積極的に動いてくれ ず、訪問先の有志の方のご尽力で何とか演奏会が開催できました。昼食の手配 など、本当に大変でした。
移動訪問演奏の趣旨も十分理解でき、演奏会自体も大成功だったのですが、非常に大変でした。
会場の外にはまだ除雪した雪が体育館の半分ぐらいまで残っており、演奏中情勢の演奏者は本当に寒そうでした。
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バッハの2重協奏曲(ゴザに座った聴衆) |
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フルートハープの協奏曲 |
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