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北上フィルハーモニー管弦楽団 |
第27回定期演奏会
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会場 北上市文化交流センターさくらホール |
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ステージ風景
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曲 目 |
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ブラームス/悲劇的序曲作品81
ブラームス/交響曲第3番ヘ長調作品90
ベートーヴェン/交響曲第6番 ヘ長調 作品68『田園』 |
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指揮者 |
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宮里英樹
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ソリスト |
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出演者 |
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北上フィルハーモニー管弦楽団第27回定期演奏会は533人のお客様にご来場いただき大変好評をいただきました。
コロナウィルス感染者が徐々に増えて、本番直前になって演奏者に急遽出演取り止めになる方があるなど大変厳しい状況でしたが、感染防止対策を徹底し無事に本番を終えることが出来できました。ご支援いただいた関係者の方々に感謝申し上げます。
開演前の指揮者宮里さんのプレトークで曲目紹介を行いました。田園交響曲にまつわるエピソードとして岩手が誇る文化人宮沢賢治がベートーヴェンを愛し、「セロ弾きのゴーシュ」「星めぐりの歌」や「小岩井農場の詩」等に影響がみられる等のお話にお客様も興味深く聞き入っておりました。
SDGsの取り組みとして、手話サークル「虹の会」の方々にプレトークと司会進行を手話通訳して頂きました。この取り組みは毎年継続して行っており、普段は接する機会が少ない手話通訳への関心の向上につながっていると考えております。今回はロビーに「サークル活動内容」や「解りやすい手話通訳」を掲示しました。
今回のプログラムに取り上げたブラームス交響曲第3番は当団では初めての選曲で、北上市でも聴く機会が少ない曲目でしたが、大変難しく仕上げに苦労しました。ベートーヴェン交響曲第6番「田園」はお客様も馴染み深い曲目で期待も大きかったと思います。宮里さんとゲストコンサートマスター山本さんの熱心な指導を頂き、本番は楽しんで演奏することができました。お客様からも「コロナ禍のためにコンサートに来ることが難しかったが、久しぶりに演奏を聴くことができて改めて生演奏の素晴らしさに感動しました。」との感想を多数いただきました。
今後の課題として演奏技術の向上、集客数の増加、広報活動・情報発信、地域活動との連携等が挙げられますが、北上地域のオーケストラ文化の発展のために団員一丸となって取り組んで行きたいと考えております。
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プレトークと手話 |
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受付の様子 |
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