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大府市楽友協会管弦楽団 |
第50回記念定期演奏会
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会場 愛三文化会館 |
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受付の様子
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曲 目 |
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シューベルト 「ロザムンデ」序曲
サン=サーンス チェロ協奏曲第1番
シベリウス 交響曲第2番 ニ長調 |
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指揮者 |
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田久保裕一
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ソリスト |
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佐藤桂菜
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出演者 |
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■演奏会までの練習について
演奏会を企画したのは全国的に緊急事態宣言が出されていたさ中でした。昨年12月から譜読みを開始し、年が明けてすぐコロナ感染が再燃、その後も蔓延防止措置が繰り返し延長され、およそ3か月間、練習会場の大幅な利用制限を受けましたが、開始時間を繰り上げて2時間の合奏時間を確保、制限が解除されてからも開始時間を据え置き不足分を補い、必ずやり遂げる、という目的意識で一致団結し残り3か月間のいわば集中練習を完走したことが、演奏会成功の大きな鍵となったと思います。
同時に、途中コロナ陽性者・濃厚接触者が出たり、ワクチンの副作用で練習欠席が相次いだりなど、常に演奏会に穴が開くリスクにさらされていたことで、急な欠員に備える(管楽器は代奏できるようにしておく)ことの必要性も実感しました。
■本番の演奏について
固定のお客様に加え、ソリストのファンが多く来場されました。サン=サーンスの協奏曲は一般のお客様には馴染みのない印象ですが、緩急メリハリのある、分かりやすく美しい旋律が切れ目なく演奏される全3楽章であったためか、アンコールとして演奏されたバッハの無伴奏チェロ組曲第1番からのプレリュードと合わせて高評価で、チェロに感動した、良かったとの声が数多く聞かれました。またシベリウス第2番には何度もブラボーの声がかかり、迫力があった、荘厳な響きであった等満足度の高いコメントが寄せられました。アンコールは指揮者の提案でシベリウス作曲の「クリスティアン二世」からノクターンを演奏し、盛りだくさんのプログラムとなりました。
■運営について
6月は幸いなことに会場の座席数や親子観覧室の制限が解かれ、多くのお客様に入場していただくことができました。コロナ禍を経て、チケットの販売や受付の対応方法を模索し、より効率的かつ安全な配置・案内に進化したことが成果として残ったと思います。会館の駐車場のキャパが狭いために客席が満席にならない傾向があり、今後の集客を見越し臨時駐車場の手配の必要も感じました。リハーサル含めた時間管理や設営・撤収の段取りも緻密な役割分担で滞りなく実施でき、演奏会後は飲食をしない懇親会を企画し、安全に演奏会の振り返りや出演者間の交流の機会を持つなど、運営全体としてたいへん充実していました。
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サンサーンス チェロ協奏曲第1番 独奏:佐藤桂菜 |
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シベリウス 交響曲第2番 |
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