|
|
|
三重フィルハーモニー交響楽団 |
三重フィルハーモニー交響楽団 第49回定期演奏会
|
会場 三重県文化会館 大ホール |
|
出演者全員で記念撮影
|
|
曲 目 |
|
ドヴォルジャーク 交響曲第8番
ベートーヴェン 交響曲第1番
シベリウス 交響詩「フィンランディア」
|
|
指揮者 |
|
矢崎彦太郎
|
|
ソリスト |
|
|
|
出演者 |
|
|
|
三重フィルハーモニー交響楽団は、第1回定期演奏会を1972年に開きました。それから50年後の今年、新型コロナウイルス対策を講じながら、2年遅れの第49回定期演奏会となりました。
コンサートに先立ち、指揮者矢崎彦太郎先生の発案で、このたびのウクライナ侵攻で犠牲になられた方々の冥福をお祈りするため、バッハのアリア(マーラー編曲)を演奏しました。アリア演奏後の静寂の中、シベリウスのフィンランディアの冒頭が鳴り響きました。祈りから一転した抑圧の響きは、この作品の意味を再認識するものでした。その後、演奏したベートーヴェンの第1交響曲は、矢崎先生の重厚な1楽章の序奏や若き日の実験的なオーケストレーションの具現化が印象的でした。また、休憩後のドヴォルジャークの第8交響曲では、一気呵成に詰め寄っていくクライマックスを力一杯演奏しました。
今回の公演は、県ならびにトヨタ自動車株式会社様と共催、公益社団法人 日本アマチュアオーケストラ連盟の協力、三重県トヨタ販売会社グループ様の協賛をいただきました。そのおかげで、「ファミリーチケットプレゼント〜家族とともに過ごす、音楽のある日曜日」を実現することができました。コロナ禍の今、「音楽会に行きたい」と希望される全ての方をご招待することは、SDGsの理念である「誰一人取り残さない」や、17のゴールの4、「質の高い教育をみんなに」にもつながる活動だと考えました。
今回は、チラシ、ホームページやFacebook、インスタグラムを活用してPRに努めたところ、約60人の応募があり、その全員をS席でご招待しました。
来場者からは、「素晴らしい活動ですね。」「コロナの影響もあり、子供に音楽を体感させる機会がなく、なかなかチャンスもありませんでしたので、ご招待いただき本当にありがとうございました。」「このようなこともSDGsにつながるんだと認識しました。」「身近なSDGsの取組として大変良いコンサートだと思いました。」「娘が中学生になり、吹奏楽部に入りました。生の演奏を聞かせてあげたいと思い、応募しました。娘は大喜びでした。ありがとうございました。」といった感想をいただきました。
今後も、たくさんのお客さまと、オーケストラ音楽の魅力を共有していきたいと考えています。
|
|