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緑交響楽団 |
緑交響楽団創立25周年記念 第43回定期演奏会
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会場 横浜みなとみらいホール大ホール |
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本番ステージ風景
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曲 目 |
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ベートーヴェン 交響曲第九番「合唱付」
ワーグナー 楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲 |
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指揮者 |
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横島 勝人
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ソリスト |
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ソプラノ 田中 奈々 アルト 岩森 美里
テノール 小林 祐太郎 バリトン 山本 幸雄
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出演者 |
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合唱 フロイデ・コーア・ヨコハマ(賛助)
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今回の演奏会は当団創立25周年を記念し、永年の念願であったベートーヴェン第九『合唱付き』をメインプログラムとしました。合唱団は同じ横浜市のアマチュア団体「フロイデ・コーア・ヨコハマ」さんに賛助出演いただき、オケ・合唱ともに半年以上の練習の成果と思いを本番にぶつけることが出来ました。 『真夏に第九を、交通の便のよい本格クラシックホールで聴いていただく』 という企画はお客様には好評だったようで、衆議院選挙、新型インフルエンザ、台風の接近、小中高生の夏休み最終日、という悪条件が重なる中、当団過去最多の1444名のお客様にお越しいただきました。
ソリスト、合唱団との合わせは本番前日の一度きりでしたが、当団初の第九ということでステージリハーサルから団員の士気は高く、本番は、指揮者の放つパワーを受け止め、ソリストのエネルギーに触発され、オケ・合唱一体となり集中した演奏ができました。 お客様からのアンケートにも、「感激した、涙が出た、真夏の第九もいい」 とのお言葉をいただき、まさに楽隊冥利につきる結果となりました。
<良かった点>
・オケ、合唱の事務局同士で1年以上前から運営方針、構想を練り周到に準備ができた。
・チラシ、チケットの制作を早くから(6月頭)行えた事により、当団過去最高の入場者数となった。
・無料ご招待を葉書による事前申込制としたことで事務局側の負担は増えたが、来場予定者数の事前把握ができ、応募葉書の枚数により我々の演奏会にどれほどお客様の関心があるのか掴むことができた。
・来場者数が多いと見込めたため、予めフロアスタッフの人数を普段より多く配置したことで混乱無くほぼ定刻どおり開演できた。
・チケット発行当初より招待席、前売り席、オケ・合唱団員への販売席など細かく客席管理をしたことにより、キャンセルがでたチケットを随時他に回してゆくことができた。
・過去当団の演奏会では未就学児が演奏中に声を出すなど、他のお客様からお叱りを受けることが多かったが、今回はチラシには明記しなかったものの、案内状、招待券には「小中高生招待」としたことにより、演奏中の客席は静かであった。
<今後の課題>
・オケ側は出演者の4割をエキストラが占めており、今後も大曲を演奏するには演奏技術の向上もさることながら団員の増員が必要。
・『真夏の第九』の集客力を見誤り、無料招待については、申込受付開始日に当初予定枠(200名)を超えた。(1週間で780名応募) 「先着順」でご招待としていたため、早々に申込を締め切らざるを得ず、締め切った後も申込葉書が到着しお客様には不便をおかけした。 「7月末到着までの分から抽選」などとした方がより公平性が保てたかもしれない。
・7月までは前売り券も順調に売れていた為、『真夏の第九』の集客力に驚き、宣伝活動を途中でストップせざるを得ず、結果8月に入ってからは前売りチケットが伸びず、招待客のキャンセルを待つばかりとなってしまった。 結果論だが何らかの宣伝活動は継続すべきであった。
・大きなコンサートを行う場合、フロアスタッフ、ステージマネージャーの調達が困難。団員の人脈掘り起こしが鍵。
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ロビーにて。演奏会看板 |
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開演前ロビー風景 |
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