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アンサンブル・グリューネ |
ピアノとオーケストラのコンサート 第31回演奏会
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会場 大田区民プラザ(東急線下丸子駅・千鳥町駅) |
2018年 9月16日(日) | 14:00開演 (13:30開場) |
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ステージ・リハーサル(ベートーヴェン)
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曲 目 |
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ブラームス: ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
ベートーヴェン: 交響曲第4番 変ロ長調 op.60
モーツァルト: 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》序曲 |
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指揮者 |
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和田 一樹
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ソリスト |
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野田 清隆 (ピアノ独奏)
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出演者 |
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アンサンブル・グリューネ
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第31回目のアンサンブル・グリューネ、トヨタコミュニティコンサート「ピアノとオーケストラのコンサート」は、平成最後の演奏会ということもあり、ピアニストの野田清隆氏を迎え、和田一樹氏の指揮によるブラームスのピアノ協奏曲第一番という大曲をメインに据え開催しました。
また、ベートーヴェンの第4番の交響曲とモーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》序曲という有名かつ難曲にも挑戦する大変骨太のプログラムとなりました。
毎回お天気が心配なのですが、当日は雨も上がり、多くのお客様にいらしていただくことができました。
慢性的な練習会場不足に悩む都内のアマオケにとって、ピアノ協奏曲を演奏するには周到な計画と準備が必要です。お客様に気軽に来ていただけるよう駅前のホールを確保した1年前から、念入りに準備を進めてきましたが、年明けに、当団常用のピアノ付公共練習施設が、補修工事で1年使えないという情報が入ったときには、皆本当に慌てました。
幸い、近郊の民間会場をなんとか確保できましたが、他団体含め多くの方から情報を頂き、日ごろのオケ間ネットワークの大切さを感じました。他にも練習会場とホールのピアノの状態、舞台の広さなど、懸案はとても多かったのですが、その都度団員で話し合い問題を一つ一つ解決していきました。
【良かった点】
演奏会開催にあたり、ここ数年繋がりのできていた障がい者支援団体の方たちとコンタクトが取れ、多くの方に案内していただけたのは本当にありがたいことでした。団として何ができるか伺ったところ、大事なのは、「ご本人だけでなく付き添いやご家族、介護者の方もあわせて招待いただきたい」という点でした。
当日は、生演奏を十分味わっていただけたようで、野田さんの素晴らしいブラームスには「本当に感動的な演奏だった!」というお声を多数頂きました。
【今後の課題】
会場は昔から地元の方に親しまれているホールでしたが、本番当日になって客席がいくつか破損して使えないことが判明しました。また通常のお客様は入口より階段を上って客席に入るので、段差がありすぎて高齢者には辛いといった苦情もいただきました。いずれも事前にわかっていれば、何らかの対応ができたと思います。
今回は大きなトラブルもなく終わりましたが、お客様誘導や入場のお手伝い、そして客席で何か問題がおきたときに対応できるようにしておくために、受付とロビーに人員を十分に配置し、また事前に想定される問題やトラブル事例への準備をしておいたほうがよいと思いました。お客様を温かく迎えるために過去の経験と情報は、将来に十二分に活かしていきたいと思います。
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ブラームス (Pf.野田清隆氏) |
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