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豊橋交響楽団 |
豊橋交響楽団第123回定期演奏会 指揮者のいない音楽会Part 2〜安永徹・市野あゆみのお二人とともに〜
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会場 ライフポートとよはし コンサートホール |
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演奏会の様子(車イススペースからステージを見る)
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曲 目 |
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W.A.モーツアルト:ピアノ協奏曲第27番
P.ウォーロック:カプリオール組曲
W.A.モーツアルト:交響曲第40番 |
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指揮者 |
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ソリスト |
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市野あゆみ(ピアノ)
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出演者 |
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ゲストコンサートマスター:安永 徹
豊橋交響楽団
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豊橋交響楽団が、長年にわたってご指導いただいている、安永徹・市野あゆみ両先生を迎えて、6年ぶりに指揮者のいないコンサートを開催しました。安永先生や市野先生の音楽に関する思いや表現したい意図を団員が完璧に感じ取るまでに至ったか否かは検証できませんが、TCC枠で招待した、障がいのある方、ご高齢の方、ふだん生でコンサートを聴く機会のない人たちが、十分に楽しんでいただけたと自負しています。安永先生の言われる、「団員一人一人が、思い思いの音楽を表現し、それが集約されればよい音楽が作れる。」ということに団員一人一人がチャレンジしていました。以下に記すアンケート結果から、お客様の大変喜んでいただけた様子がわかると思います。
お客様アンケートから一部を抜粋します。
❮一般の方❯
・聴きごたえがあり、ダンスの音楽がおもしろかった。
・モーツァルトの最高傑作のひとつ、ピアノ協奏曲第27番が生で聴けてよかった。市野さんのピアノは本当にすばらしくて、涙が出そうだった。
・とても心に残る演奏会でした。音合わせのときにも、とてもワクワクしました。
・むつかしい曲でした。アンコールがよかったです。
・グループと豊響とのつながりについてのお話があるとよいと思いました。
❮TCC 招待の方❯
・とてもよかった。指揮者がいないということを感じさせない。音のコミュニケーションが、とてもよくとれていて感動した。
・大変感動しました。、少し軽いものも入れてもらうとより楽しいです。
・次回は、もう少しポピュラーなものをお願いします。
・娘が障がいで気管切開をしているので、痰の吸引のため生の音楽を聴けなかったのですが、今回初めて聴けました。機会を下さった皆様、ありがとうございました。
・トヨタさんが企業として社会貢献活動を実践していることは、すばらしいことで、わかっていてもなかなかできません。感謝します。
というご意見もいただきました。
総合的には、おおむね好評をいただきました。
演奏会の開演に先立って、一か月ほど前に逝去された豊橋交響楽団の会長神野信郎様への追悼の意を込めて、バッハの管弦楽組曲の中から「アリア」を献奏した。
今回は車いすのスペースを十分に確保するために、座席を26脚取り外して車いすの方と解除の方がすぐそばで聴くるように工夫をしました。総入場者数は900名を少し超えただけですが、ステージから見た客席は空席が、ほぼないように見えました。『カプリオール組曲』は、演奏会で取り上げられるのは珍しい曲で、なじみはなかったと思いますが、モーツアルトのピアノ協奏曲第27番や交響曲の40番はモーツアルト好きには十分に楽しめるものであったともいます。早くから広報活動(チラシの挟み込みや新聞社への発表、地元FMラジオ局への出演PR、TCC枠での招待施設・学校へのPRなど)に取り組み、効果をあげられたと思います。
ピアノ協奏曲ではピアノの蓋を取ったり、指揮者が立たなかったりと客席からオーケストラ全体が見られるようにしたことも、好評をいただく一因となったかと思います。
また、名古屋―豊橋とやや距離があるにもかかわらず、販売店グループの『トヨタカローラ中京』の方にもご協力いただいたことが、より効果的な集客につながったと思われます。
今後は、豊響として演奏したい曲とお客様が聴きたい曲のギャップを埋めるような工夫
がをしていきたいと思っております。
お客様のアンケートにもありますとおり、一般の方にもトヨタ自動車さんのメセナは浸透してきています。今後も、社会貢献活動(特に文化・芸術面での)を通してのご支援に我々アマチュアオーケストラは期待しております。
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フロントのお客様の様子 |
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交通安全啓発コーナーのお客様 |
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