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北名古屋シティ管弦楽団 |
第13回定期演奏会
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会場 北名古屋市文化勤労会館 大ホール |
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ステージ全景
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曲 目 |
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スメタナ 連作交響詩「我が祖国」より「モルダウ」
ドリーブ バレエ音楽「コッペリア」
ボロディン 交響曲 第2番 ロ短調
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指揮者 |
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米津 俊広
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ソリスト |
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出演者 |
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北名古屋シティ管弦楽団
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当日は開場前に天候が若干崩れたので、客足に影響が出るかと思われたが、通常より多くのお客様に来場していただけた。開場後もお客の誘導はスムーズに行うことができ、また小学校への親子招待を増やしたためか通常よりも親子連れでの来場が多かった(終演後のアンケートには、以前よりも子どものマナーの向上があったとのコメントがあった)。
客演指揮者の米津先生の熱のこもった指揮で始まった「モルダウ」。観客の演奏への集中は通常以上の様子なのは舞台上の演奏者にも伝わったかのようだった。その後軽快かつ滑稽な「コッぺリア」、休憩後は、ロシア音楽の醍醐味である重厚さと熱狂を持った「ボロディン交響曲2番」への団員にも充実感のあふれる演奏へとつながっていった。当団としては近年まれに見る高い集中力で良い演奏会となった。また、最後アンコールでは、今年3月に行った福島県三春町で演奏した「BELIEVE〜ビリーブ」を演奏し、今までの熱い演奏から一転して暖かい雰囲気となり終演を迎えた。東京に在住の指揮者である米津先生をお呼びすることができ、充実した演奏会を催すことができたのもTCCという制度によるものであり、感謝している。
お客様のアンケートには、初めて聴くボロディンの交響曲を好感をもって受け止めていた意見が多く、耳慣れた曲のリクエストも多いが、一般にはあまり知られていないを名曲を市民の皆様に提供することも、地域に根ざした市民オーケストラの使命の一つであると感じた。
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ベースパート(右端:20歳代、左端:70歳代) |
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開演前に「三春公演」の掲示を見る北名古屋市長 |
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