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緑交響楽団 |
緑交響楽団第50回定期演奏会
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会場 鎌倉芸術館大ホール(JR大船駅 徒歩10分) |
2012年11月23日(金) | 開場 13:30 開演 14:00 |
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マーラー「巨人」終了後
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曲 目 |
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ベートーヴェン 交響曲第1番 ハ長調 Op.21
マーラー 交響曲第1番 ニ長調 「巨人」
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指揮者 |
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横島 勝人
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ソリスト |
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出演者 |
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緑交響楽団
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今回の演奏会は当団50回の演奏会という節目にあたるため、マーラーに初挑戦を行った。
50回の演奏会を意識したのは、約2年前の第46回定期演奏会後(H22年秋)であり、それから選曲、運営等に準備を重ねてきた。その間、平成23年3月に東日本大震災が起こり、川崎ミューザが使用不能となった。もともと関東地方西部地区はホール事情が厳しい上に更に追い打ちがかかった。従って、今回の演奏会場(鎌倉芸術館)についても、何度も落選し非常に厳しい状況であった。指揮者のスケジュール調整とホールの抽選はアマオケの宿命だが、無事演奏会開催にこぎつけられたことは大変喜ばしい限りである。
当日の演奏は、ベートーヴェン交響曲第1番、マーラー交響曲第1番「巨人」の2曲であり、これまでの練習の成果を如何なく発揮できたことは、団員一同の自信にもつながることと思う。お客さんからの万雷の拍手はそれを物語っていると思われる。
また、トヨタさんの協賛、JOAさんの協力、鎌倉市教育委員会の後援等多くの皆様に支えられ、今回の演奏会が無事終了しましたこと、紙面をもってご報告するとともに、お礼申し上げます。
<良かった点>
・50回という節目の演奏会に向けてマーラーを演奏するという目標の設定からはじまり、48回(ガランタ舞曲)、49回(火の鳥)と新しい曲に挑戦する等選曲に工夫を重ねオケのレベルアップを図ったこと。
・スタッフ面では48回定期演奏会から地元横浜緑吹奏楽団と提携ができており、今回も20名のスタッフを動員して頂き、万全の体制で望むことができた。(43回定期演奏会からの課題達成)
・運営面では年初から事務局を立ち上げ、早め早めに準備に取りかかった。
・地域貢献、顔の見える企画と言うことで、有料老人ホーム等の集客に一定の力を持つことができた。
<今後の課題>
・(会場問題) 横浜市北部を拠点とする当団であるが、演奏会場は横浜の中心部ないしは今回のように鎌倉市、或いは東京都とまさに抽選次第の会場決定である。アマオケの宿命といえばそれまでだが、アンケートからも、なぜ近くでやらないのかという声も毎回ある。地元の公会堂等は狭量であるため、是非人口の増えている横浜北部にコンサートホールの設立をお願いしたい。一方で、厳しい抽選に勝つ体制作りも今後の課題である。
・(集客問題)上記課題にも関連するが、演奏会場が転々とするため、固定客を如何に増やすかが課題である。有料老人ホーム等の切り口はできたが、新しい演奏会企画等も必要と思われる。
・(団員募集)出演者の約半分をエキストラが占めており、今後も大曲を演奏するには演奏技術の向上もさることながら、団員の増員が必要である。このことを認識し、演奏会前に団員募集のキャンペーンをおこなったが、継続的な活動が今後の課題である。
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開演前の風景 |
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開演前の風景 |
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