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島田フィルハーモニー管弦楽団 |
島田フィルハーモニー管弦楽団第10回定期演奏会(第10回記念ガラ・コンサート)
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会場 島田市民会館ホール |
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クーせヴィッキー作曲:コントラバス協奏曲第1&2楽章、独奏・山西貴久
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曲 目 |
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ジョアキーノ・ロッシーニ作曲:歌劇「どろぼうかささぎ」序曲
セルゲイ・アンドロヴィチ・クーセヴィッキー作曲:コントラバス協奏曲イ長調作品3より2&3楽章
レオ・ドリーブ作曲バレエ音楽「コッペリア」よりワルツ
ピヨートル・イリイチ・チャイコフスキー作曲:ヴァイオリン協奏曲二長調作品35より第1楽章
ジョルジュ・ビゼー作曲:歌劇「カルメン」WD31:第1組曲より�前奏曲�aアラゴネーゼ�間奏曲�アルカラの竜騎兵�闘牛士 第2組曲より�ハバネラ�闘牛士の歌�衛兵の交代 以上8曲。
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル作曲:組曲二長調「ウォーター・ピース」HWV341
リヒャルト・ワーグナー作曲:楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」WWV.96 |
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指揮者 |
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佐伯正則
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ソリスト |
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飯塚一朗(楽器名:トランペット)
増田訓子(楽器名:ヴァイオリン)
山西貴久(楽器名:コントラバス)
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出演者 |
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TCC30周年=第1358回は島田フィルハーモニー管弦楽団第10回定期演奏会(第10回記念ガラコンサート)としました。独奏は当オーケストラの音楽委員会の意見を尊重し、日頃「芸術上の指導」をして下さる3名の先生方にお願いしました。サブテーマは「独奏楽器とオーケストラのコーポレーション」として、本番では指揮者の佐伯正則氏が「独奏」と「オーケストラ」の役割を解説しながら全体の流れを作りました。休憩後のプログラム後半冒頭ではチャイコフスキー作曲ヴァイオリン協奏曲第1楽章(前半最後の曲)演奏直後のコンサートミストレス(今回はソロとの2役)とのトークコーナーを入れ、協奏曲の難しさや島田フィルの個性について話をして頂きました。
プログラム最後の曲、ワーグナー作曲、楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー第1幕への前奏曲」では独奏者3名の先生方もオーケストラに加わり、力強い演奏となって最高の盛り上がりを見せ、万雷の拍手を受けました。拍手に応え、アンコールはチャイコフスキー作曲「眠りの森の美女」よりワルツを演奏し、更に大きな拍手を頂き、成功裡にコンサートを終える事が出来ました。
〈良かった点〉
今回は「企画がタイムリー」であったと自負しています。当初、コーラスを入れたプログラムを考えましたが、島田市民会館はステージが狭く、席数が多い作りなので無理をせず「ガラコンサート」に切り替えました。独奏者と曲目の選定に「音楽委員会」がよく検討した事もコンサートが成功した要素であると思います。芸術上の品格を保ちながら、楽しく親しみのあるプログラムを設定する事は難しい事と、改めて感じております。
〈今後の課題〉
企画面に比べ、「制作管理」について、能率が悪かったと思います。島田フィルでは「定演実行委員会」が制作管理を行っていますが、特定の人に負荷が掛かり、委員が「多忙」の為、実行委員会が開けず、執行部門である「運営委員会」との意思の疎通が希薄であった事が問題と思っています。両委員会の合同会議が必要です。結果として上記が解決されれば、チケットの販売数、入場者数は、更に上昇したと推測します。「リーダーシップ」「チームプレイ」とは何であるのか、「組織運営」のあるべき姿を、反省会を持ち、検討し、今後の成果に結び付けたいと思います。
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チャイコフスキー作曲:ヴァイオリン協奏曲第1楽章、独奏・増田訓子 |
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ヘンデル作曲:組曲ニ長調、独奏・飯塚一朗 |
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