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交野シティ・フィルハーモニック |
第11回定期演奏会
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会場 枚方市民会館大ホール |
2009年 9月22日(火) | 14:00開演(13:30開場) |
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演奏風景(ピアノ協奏曲)
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曲 目 |
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フンパーディンク/歌劇《ヘンゼルとグレーテル》前奏曲
ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第3番ハ短調 Op.37
チャイコフスキー/交響曲第6番ロ短調《悲愴》Op.74 |
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指揮者 |
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木村俊明
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ソリスト |
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佐藤美香(ピアノ)
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出演者 |
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交野シティ・フィルハーモニックでは、オーケストラを生で聴く機会がなかなか無い子供達に生演奏を聴いて貰おうということを大きな目的として活動を行っている。今回の演奏会では、第一線で活躍している交野市出身のピアニスト、佐藤美香さんゲストに迎え、素晴らしい音楽に触れて貰おうと企画した。またメインとなる交響曲には、広く知られているチャイコフスキーの『悲愴』を選曲し、知らない曲には拒絶反応を示しがちな方にも来て頂きやすくなるよう配慮をした。もう1曲、最初の曲として、ほとんどなじみがないけれども物語性のある楽しい曲(ヘンゼルとグレーテル)を選び、パンフレットの楽曲紹介もわかりやすく解説することで、お客様に楽しんで頂けるよう工夫した。
開演前に中学生の団体から「先生頑張って!」とステージの上にいる教師に対する声援もあり、和やかな中で演奏会が始まった。佐藤さんの演奏はテクニックだけでなく非常に豊かな表現で、観客だけでなく演奏する団員も魅了された。メインとなる「悲愴」は、なかなかの難曲で、練習の成果をどれだけ出すことが出来たのか判断が難しいところであるが、アンケート結果を見る限り好評を得ることができたようである。また「悲愴」の最後の消え入るように終わるところで、余韻が完全に消えた後から徐々に拍手がわき上がってきた。このことは指揮者や演奏者だけでなく、お客さんにも生演奏の会場の雰囲気に感動して頂けたようである。(アンケートにも記入があった)
<良かった点>
佐藤さんを迎えたことと団員の動員活動によって、過去最高の入場者数となり、客席はほとんど空席が見えない状態であった。特に音楽教室への宣伝活動が効果あったようで小学生の来場者が多かった。
やはり佐藤さんの演奏は素晴らしく、お客様に感動を与えるだけでなく、団員も刺激を受け非常に良い勉強になった。
<今後の課題>
小学生・中学生の来場者が、演奏会毎に増えてきている中で、高校生の来場者は少ないままである。中学生時代に来て頂いてもその後足が遠ざかってしまう現状を変えていくための対策を考えていくことが課題であると考える。
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受付風景 |
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