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目黒区民交響楽団 |
目黒区民交響楽団第69回定期演奏会〜作曲家が描いた森と田園の情景〜
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会場 めぐろパーシモンホール大ホール |
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「Beethoven田園交響曲の演奏」
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曲 目 |
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ウェーバー 歌劇「魔弾の射手」序曲
メンデルスゾーン 劇音楽「真夏の夜の夢」抜粋
ベートーヴェン 交響曲第6番「田園」
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指揮者 |
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大貫ひろし
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ソリスト |
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出演者 |
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今回は,ホルン奏者でもある大貫ひろし先生を指揮者にお迎えし,「作曲家が描いた森と田園の情景」というテーマのもとにドイツ音楽を特集しました。大貫先生とは,当団ははじめて共演となります。
ご覧のとおり,今回の演奏曲はいずれもホルンが大活躍するという特徴があります。ことにメンデルスゾーンの『真夏の夜の夢』の「ノクターン」では,終始メロディを吹奏するホルン奏者が特別に指揮者の横に出て,演奏するという演出を試みました(これは,2年前に来日したバンベルク交響楽団がマーラーの5番で見た演出です)。
また,前回の第68回演奏会ではベルリオーズの標題音楽『幻想交響曲』を演奏しましたが,今回のベートーヴェンの『田園』は,『幻想』の前駆となった曲であるという意味で,前回の演奏会との関連をつけるように意図しました。
いずれの曲に対しても聴衆の反応は良好であり,ことに後半の『田園』は圧倒的な好評を博しました。
前回に続き,ナレーターを起用し,それぞれの演目の前に解説を試みましたが,これは聴衆には好評をもって迎えられました。
今回の入場者は1021名で,前回の938名弱に比べれば大幅増となりました。第九交響曲やソリストの出演を得た演奏会を除けば,最高の記録となりました。ホールの定員は1200名で,見たところ満員という印象を得ました。
今回は,従来と同じく,高齢者(65歳以上),小学生と保護者,中学生,高校生を無料招待の対象とし,合計120名の招待枠を設定しましたが,それを大きく超える招待入場者がありました。高齢者の聴衆開拓は一応の成果を見ており,今後は若年者の聴衆開拓に努めたいと思います。
当団の演奏会にも固定ファンが増えてきました。毎年2回の私どもの演奏会を楽しみにしていただいている方が多くなっています。このような期待に応えて私どももいっそう演奏技術を磨き,生涯学習としての活動に励むと同時に,出前演奏などの地域の方々の演奏活動でささやかな社会貢献をしていきたいと考えています。
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「真夏の夜の夢のノクターン ホルン演奏」 |
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「ステージリハーサル中の大貫先生」 |
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