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横浜交響楽団 |
第618回定期演奏会(青少年のための音楽会)
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会場 神奈川県立音楽堂 |
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曲 目 |
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<メンデルスゾーン生誕200年>
1.メンデルスゾーン:オラトリオ「聖パウロ」 |
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指揮者 |
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甲賀一宏
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ソリスト |
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独唱:ソプラノ/未定、アルト/未定、テノール/未定、バス/未定
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出演者 |
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合唱:横響合唱団
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メンデルスゾーンのオラトリオ「聖パウロ」は12年ぶり2度目の演奏になります。横響合唱団は160名の併設の合唱団で、この長大な曲を歌いきりました。めったに演奏されませんが、600名ほどの聴衆が熱心に聞いてくれました。プログラムには日本語訳を全て付けたためか、大変好評でした。特にテノールの藤井雄介氏と加耒徹(かくとおる)氏の二重唱は素晴らしかったとみなさんがおっしゃっていました。40番目の曲目でチェロがソロで演奏するところは素晴らしかったと評判でした。弦楽器は全体に難しくメンデルスゾーンに苦戦をしましたが、管楽器は十分に鳴っていたと思います。宗教音楽には名曲が多く、作曲家も大変力を入れていると思いますが、日本人には言葉の壁があります。しかしそれでもこの曲はすばらしい名曲だと思います。特に合唱の圧倒的なボリュームはCDでは味わうことができません。今回は一部カットしましたが、それでも2時間を超える演奏となりました。たぶんアマチュア・オーケストラではこのような曲を演奏する機会は滅多にないと思いますが、それだけに多くの市民の方に聴いていただけたことはうれしいことです。
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