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横浜交響楽団 |
第615回定期演奏会(青少年のための音楽会)
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会場 神奈川県立音楽堂 |
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横浜市歌を歌う少年少女合唱団
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曲 目 |
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<横浜開港150周年>
1.南能衛:横浜市歌(合唱付)
斉唱:赤い靴ジュニアコーラス、横浜少年少女合唱団
合唱:横響合唱団
2.小船幸次郎:組詩曲「横浜1947年」
詩朗読:西川絵菜(劇団葡萄座)
3.山田耕筰:歌劇「黒船」より序景
独奏:尺八/三橋貴風,三味線/穂積大志
独唱:Sp/瀬尾美智子,Br/君島広昭
合唱:横響合唱団
4.ビゼー:歌劇「カルメン」より
独唱:MSp/坂上賀奈子,Br/多田康芳
合唱:赤い靴ジュニアコーラス,横浜少年少女合唱団,横響合唱団, |
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指揮者 |
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甲賀一宏
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ソリスト |
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出演者 |
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満員の県立音楽堂で<横浜開港150周年>コンサートが開かれました。あいにくの雨模様の天候でしたが、たくさんのご来場者がありました。
「横浜市歌」は市内の二つの少年少女合唱団の斉唱と、横須賀海軍楽隊の編成の横響管楽器群の吹奏楽伴奏で、明治42年初演の再現演奏を行いました。
当日冊子「横浜市歌」を全員に無料配布し好評でした。横響は郷土の音楽史の記録にも貢献したいと考えています。
作曲家の南能衛(よしえ)のひ孫、保太さんがヴィオラで参加してくださいました。
組詩曲「横浜1947年」は詩人、音楽家と劇団のコラボです。昭和22年に行ったとは驚きです。創立者小船幸次郎は横浜文化に意欲的な方で、私たちもぜひ受け継いでいきたいと思っています。劇団葡萄座の西川さんは2度目で落ち着いた深みのある朗読で、演奏と非常にとけ込んでいました。
山田耕筰の歌劇「黒船」序景はほとんど演奏されませんが、舞台形式の完全上演は今回が初めてだそうです。日本楽劇協会の山田理事長もご来場くださり、暖かく演奏を聴いてくださいました。ソプラノ一人、テノール二人、尺八、三味線のほか和楽器、2台のハープ、二つの合唱群と大がかりで、尺八、三味線の奏者が客席から和服で舞台に上がったときは観客からどよめきが聞こえました。演奏はほぼうまくいったのではないでしょうか、至る所に山田節のメロディが現れ、演奏者も観客の方々も堪能されました。
歌劇「カルメン」は横浜のゲーテ座で日本初演されたのを記念してプログラムに入れましたが、賑やかに、華々しくプログラムの最後を飾ることができました。
最後は「横浜市歌」を観客と全員で演奏・合唱して盛会のうちに終わりました。
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黒船抒景の演奏風景 |
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カルメンの演奏風景 |
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