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船橋フィルハーモニー管弦楽団 |
船橋フィルハーモニー管弦楽団第71回定期演奏会
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会場 船橋市民文化ホール |
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旅人に扮した司会者と、劇場支配人に扮した指揮者によるステージ進行
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曲 目 |
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メンデルスゾーン/序曲「静かな海と楽しい航海」
ロンビ/コペンハーゲンの蒸気機関車のギャロップ
オネゲル/交響的断章「パシフィック231」
ワーグナー/劇付随音楽「コロンブス」序曲
コープランド/鉄道バラード「ジョン・ヘンリー」
バーンスタイン(メイソン編)/ミュージカル「ウェスト・サイド・ストーリー」セレクション
バーンスタイン/ミュージカル「キャンディード」より序曲・組曲 |
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指揮者 |
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和田一樹
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ソリスト |
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出演者 |
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船橋フィルハーモニー管弦楽団
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「誰もが旅を楽しめる世界を」をキャッチフレーズにし、ユニバーサルツーリズムについて考える演奏会を企画しました。
感染症まん延により旅行の制限があった昨今、障害や高齢、小さな子供連れなどで気軽に旅を楽しむことが難しい方たちに思いを寄せ、ロビー展示から演奏まで、バーチャルで来場者と共に旅を楽しむ機会を作りました。
ロビーではNPO法人ユニバーサル・アクセス・デザイニングからモビマット(砂浜などに敷くことで車いすやベビーカーなどでも通行を容易にする)と、一般社団法人船橋市観光協会からJINRIKI(車いすに装着しけん引することで段差も乗り越えられる)を拝借し、体験展示を行いました。
また、船橋市立塚田小学校吹奏楽部の児童と作成した垂れ幕や紙飛行機、風船の雲などを吊り下げることで、旅気分を盛り上げられるよう工夫しました。
演奏会としては旅(航海、鉄道、ブロードウェイ)に関する曲を選び、あまり聴くことがない曲ですが、情景を想像してもらえるように考えました。
また、司会者(伊藤恭子さん)には「旅人」に扮してもらって芝居のように曲目解説を行い、指揮者にも車掌や劇場支配人などに扮してもらうことで、来場者に楽しんでもらいました。
結果的に、初めて船フィルの演奏会に来場した方も多くあり新しい客層を得ることができました。
船フィルとしても、団員が一緒に風船を膨らませたり他ジャンルの団体と協力したりする貴重な機会を得ることができ、参画する中でSDGsや「ユニバーサルツーリズム」を知るチャンスを与えていただきました。
半面、盛りだくさんで楽しい演奏会にはなったねりり、準備に余裕をもって進められたらもう少しすっきりした内容になったかもしれないという意見もあり、次につなげたいと思っています。
ロビーで体験展示をした「モビマット」(来場した船橋市長が体験)と「JINRIKI」
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小学生と共に作成した垂れ幕、紙飛行機と風船の雲がわくわく感を盛り上げた |
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