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四国フィルハーモニー管弦楽団 |
第1750回トヨタコミュニティコンサート 四国フィルハーモニー管弦楽団 創立35周年記念演奏会
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会場 高知県立県民文化ホール(オレンジホール) |
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澤和樹氏のソロ・ヴァイオリンと指揮による 「シェエラザード」
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曲 目 |
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トマジ作曲 サクソフォン協奏曲
リムスキー=コルサコフ作曲 交響組曲「シェエラザード」 作品35 |
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指揮者 |
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澤 和樹(指揮及びヴァイオリンソロ)
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ソリスト |
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都築 惇(アルトサクソフォン)
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出演者 |
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四国フィルハーモニー管弦楽団
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この演奏会の開催を決断した11月には、新型コロナウイルス感染症 「第5波」が収まり、予想される「第6波」が来ても2月にはピークアウトを迎え、安心して3月の演奏会を開催できるという見込みであったが、想定以上に「第6波」が長引き、 「第6波」の渦中での演奏会となった。
練習再開や演奏会の開催に当たり、コロナ対応に時間や費用(広い練習場の確保)もかかり、心労が多かったのは否めないが、それ以上に四国フィルの仲間と再会し演奏できる喜びは大きかった。
年明け1月の2日間の練習は、2年ぶりの練習とは思えない内容で、前回の練習内容の続き以上の中身の濃い指揮者入りとなった。しかし、その後、高知もまん延防止等重点措置が取られ、2月の練習は止む無くやむなく中止、3月の本公演は、前日リハ・ゲネプロ・本番となったが、35年の演奏会の中でも記憶に残る音楽的に充実した内容の演奏会となった。
澤和樹氏の指揮とソロヴァイオリンによる「シェエラザード」は、ソロヴァイオリンと各奏者の対話が濃密な時間と空間を創り出していた。トマジの「サクソフォーン協奏曲」は、、ソリストの都築惇氏、指揮者の澤和樹氏、そして四国フィルハーモニー管弦楽団が一体となり、アグレッシブかつ緻密なアンサンブルを繰り広げた。
終演後に寄せられたメッセージやアンケートにおいても、両曲ともに初めて生で聴く方も多い中、心から楽しんでいただけたことが伺える。
以下、アンケートより抜粋
・大人だけでなく高校生が多く聴きに来ていた。音楽のSDGsだ。
・指揮者の温かい人柄が伝わってくるようでした。メンバーの皆様もそれぞれ個性を感じ素敵にまとまっていて感動しました。
・澤先生の二刀流素晴らしかったです!大谷翔平以上!
・団員の熱意・誠実さ、指揮者の温かさが感じられました。コロナ禍、久しぶりにゆったりと音楽鑑賞がかない、知らない曲でありながら新鮮で大胆な曲想に心が洗われたように思います。
・なんといっても一人一人が一つになれること。音楽は世界を1つにつなぐ。
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都築惇氏をソリストに迎えて トマジ「サクソフォン協奏曲」 |
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