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ミンクス室内オーケストラ |
トヨタコミュニティコンサートinちづ ミンクス室内オーケストラ 訪問コンサート
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会場 智頭町立智頭中学校アリーナ |
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杉太君、紅子ちゃんが大いに盛り上げたラデツキー行進曲
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曲 目 |
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ベートーベン
交響曲 第7番
交響曲 第5番 運命
より
モーツァルト
フルート協奏曲 第2番 より 第一楽章
岡野貞一
ふるさと
他 |
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指揮者 |
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松岡 究
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ソリスト |
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稲田真司
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出演者 |
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ミンクス室内オーケストラ
智頭コーラス
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智頭中学校は鳥取県東部の中山間部に位置する。古くから木の町、交通の要所として栄え、山陰地方最大の宿場町であった。古民家が点在するなど文化と自然が融和した美しい町である。
この地に、木造の素晴らしい中学校校舎が建設された。正面の巨大な杉の木による柱は町民の寄付による。
体育館もすべて木造で、中も外も木の香り漂う空間を作り出している。
校長先生、教頭先生の計らいにより、日曜日に参観日を組んでくださり、訪問演奏は公開学習として頂いたおかげで、全校生徒、父兄の方々にお集まり頂いた。教育委員会の全面的な協力により、町報にチラシを挟み込み全戸に配布、周知をしてくださった。結果、常設の椅子がほぼ出払うと言うほどの多くの方々にお集まり頂いた。
おなじみの名曲を楽しみ、町のマスコットキャラクター、杉太くんと紅子ちゃんも登場しコンサートは大いに盛り上がった。
智頭町で生のオーケストラの演奏を聴く機会はこれまでに無く、皆初めて聞く響きに目を輝かせ、おなじみのふるさとを、地元の智頭コーラスがオーケストラをバック歌い上げると目を潤ませる方も多かった。
体育館の例に漏れず、ステージ上、ステージ前フロアでのオケの配置では音にまとまりがなく、アンサンブルも出来ない状態であり、各楽器の音も通って行かないと言う状態であったが、発想の転換で、体育館の後壁前にオーケストラを配置すると、背面の壁が反響板の役をはたし、コンサートホールばりの音響へと変化した。
演奏者にとっても、聴衆の方にとってもまさに起死回生の発想であった。
今後の体育館での演奏法の一つとして試みてもいいと思われた。
客席の後面にステージがあるというのもまた珍しい光景であった。
指揮者コーナー、楽器紹介と楽しく過ぎて行く間にあっという間に時間が経過し、オーケストラ演奏をバックに全校生徒が智頭中学校校歌を歌い、感動の中にコンサートは幕を閉じた。
お世話になった智頭町の方々、智頭中学校のかたがた、トヨタ販売店、CKCの皆様に厚くお礼を申し上げます。
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音楽の西川先生の指揮で全校生徒が校歌を歌う |
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地元智頭コーラスの方々と練習 |
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