|
|
|
米子管弦楽団 |
米子管弦楽団第28回定期演奏会〜青少年のための名曲コンサート〜
|
会場 米子市公会堂大ホール |
|
ピアノ協奏曲
|
|
曲 目 |
|
1)ピアノ協奏曲第2番ハ短調:ラフマニノフ作曲
2)交響曲第8番 ト長調 :ドヴォルザーク作曲 |
|
指揮者 |
|
井田勝大
|
|
ソリスト |
|
山城裕子(ピアノ)
|
|
出演者 |
|
米子管弦楽団
|
|
1時間前には開場したが、数十名の行列が出来ていた。寒い時期で高齢者も多いため待合室を用意したが、多くの方は良い席で仲間と一緒に聴くため、並ぶことを選ばれた。
入場者は821名で1・2階はほぼ満席となった。スケートやドラマでおなじみの曲を、地元出身で活躍中のソリスト・指揮者が演奏することが来場のきっかけとなったようである。新聞、フリーペーパー、TVでの広報の成果もあった。
パンフレットにはチェコ音楽研究家のインタビュー記事を掲載し、ドヴォルザークの素朴さ・親しみやすさの背景を解説した。開演までと休憩時間に熱心に読まれていた様子であった。
今回初めて「未就学児入場不可」とし、託児室(無料)を用意した。14名が利用され、子供を預けた親はじっくり音楽を味わえ、子供も託児のプロと楽しく遊んでいた。
ピアノ協奏曲では、パワフルなピアノにオケが戸惑う部分もあったが、協奏曲の醍醐味を味わっていただけた。難曲であり「もっとピアノと合わせて」という声もあったが、特に若い世代は素直に感動されていた。
休憩を挟んで、ドヴォルザークの交響曲第8番。近年の団員の増加によりエキストラは1割程度に減少し、アンサンブルが整ってきたことを端的に示す演奏となった。パンフレットでチェコ音楽の特色を理解していただいたのか「チェコの風景が見えるような演奏」という声もあった。
アンコールのユーモレスクは、オケ譜がないため団員が編曲したが、誰でも知っているメロディーをフルオケで演奏した点で非常に喜ばれた。編曲した団員にも良い経験となり、アマチュアの本領を発揮できた。
|
|
ドヴォルザーク第8番 |
|
終演 |
|