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TCC活動スケジュール
レポートリスト
2015年度
日本病理医フィルハーモニー(JPP)第4回演奏会in名古屋(日本病理医フィルハーモニー(JPP))
第40回定期演奏会(市響ジュニアオーケストラ)
トヨタコニュニティコンサートin伊豆大島(西東京ジュニア・ユースオーケストラ)
第15回 題名のある音楽会 ~音楽のタイムマシーン~(北上フィルハーモニー管弦楽団)
いわき交響楽団 小名浜まちなかコンサート(いわき交響楽団)
仙台市民交響楽団第72回定期演奏会(仙台市民交響楽団)
第83回定期演奏会(岐阜県交響楽団)
第87回定期演奏会(習志野フィルハーモニー管弦楽団)
大分交響楽団2015ファミリーコンサート(大分交響楽団)
愛知祝祭管弦楽団「嘆きの歌」2015特別演奏会(愛知祝祭管弦楽団)
第30回記念定期演奏会(近畿フィルハーモニー管弦楽団)
中城ジュニアオーケストラ創立35周年記念コンサート(中城ジュニアオーケストラ)
第35回定期演奏会(船橋ジュニアオーケストラ)
山陰フィルジュニアオーケストラ第28回定期演奏会(山陰フィルジュニアオーケストラ)
オーケストラのコンサート(第28回演奏会) (アンサンブル・グリューネ)


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TCC活動レポート
習志野フィルハーモニー管弦楽団
第87回定期演奏会
会場 習志野文化ホール
2015年 7月 5日(日)14:00


受付風景

曲 目 ウェーバー/歌劇「魔弾の射手」序曲
ウェーバー/クラリネット協奏曲第1番ヘ短調作品73
シューマン/交響曲第1番変ロ長調「春」作品38
指揮者 野津 如弘
ソリスト 高子 由佳(クラリネット)
出演者

2015年7月5日に習志野フィルハーモニー管弦楽団第87回定期演奏会(第1514回TCCコンサート)が行われた。
梅雨時らしく、しっかりと雨の降る中、ご来場いただいたお客様には感謝しております。
指揮はシベリウス音楽院で研鑽を積んだ若手の野津如弘氏。当団とは初めての共演である。
協奏曲で独奏をお願いした高子由佳氏は、地元出身のこちらも若手のクラリネット奏者である。
高子氏は当団のヴィオラ奏者の小学校時代の教え子であり、現在は留学を経て群馬交響楽団で活躍されている。
創立40年を超えると思わぬ形での師弟共演も実現する。
開場前から多くのお客様にお集まりいただき、長蛇の列となったため、開場時間を早める一幕もあった。また、当日券を求めるお客様にも多くご来場いただいた。
プログラムはシューマンの交響曲第1番「春」をメインに、前半にはウェーバーの魔弾の射手序曲とクラリネット協奏曲第1番を配したオーソドックスなドイツロマン派プログラムを取り上げた。
ドラマチックな曲想を含んだ「魔弾の射手」序曲は案の定大いに盛り上がった。続いて高子氏がステージに上る。
クラリネット奏者にとってもテクニカルで難しいパッセージの続くこの曲を難なく演奏し、会場のお客様からも好評であった。
アンコールでの演出も会場を和やかな雰囲気に包んでいた。シューマンの交響曲は、当団では25年ぶりの再演となる。
油断していたわけではないが、意外と手ごわいパッセージが並んでいるのと、シューマン独特の抒情性の(指揮者曰く“詩的な”)世界観を表現するのに、練習では苦労の連続だったが、指揮者の熱演もあり、好評のうちに終了。
アンコールでは「春」つながり、また、指揮者の得意とする北欧の作品が演奏され、多くのご声援を持って演奏会を終えることが出来た。

コンチェルト 高子さん

舞台写真



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