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アンサンブル・グリューネ |
オーケストラのコンサート(第28回演奏会)
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会場 光が丘IMAホール(東京都練馬区) |
2015年 9月13日(日) | 14:00開演(13:30会場) |
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ドヴォルジャーク《新世界》演奏中
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曲 目 |
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對馬時男「野山に寄せる4つの小品」
(アンサンブル・グリューネ委嘱作品)
J.シベリウス 交響曲第7番 ハ長調 作品105
A. ドヴォルジャーク 交響曲第9番 ホ短調 作品95 「新世界より」 |
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指揮者 |
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佐々木新平
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ソリスト |
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出演者 |
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アンサンブル・グリューネ
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今回の企画は、昨年、練馬区内の視覚障碍者支援団体から「音楽好きの会員が多いので、ご招待いただけると嬉しい」という声が寄せられたことがきっかけでした。その時は急な話で招待席をたくさんご用意できなかったため、今年は早い時期から団体の代表の方と相談を重ね、付き添いの方の分も考慮して約80席を用意し、1か月以上前から会員の方に周知していただきました。当日は地域ボランティアの方が付き添ってくださいました。
会場となった光が丘IMAホールは、巨大な団地群の中心に位置する商業施設内にあります。小さいながら音響もよく、地域住民に非常に親しまれているこのホール周辺の学校に呼びかけたところ、小学校や特別支援学校の先生方から数十名の申し込みがあり、児童、生徒さんが保護者とともに来場されました。
今回のグリューネは新進の對馬時男氏にオープニングの作曲を委嘱し、小編成オーケストラのための《野山に寄せる4つの小品》を書いていただきました。非常に有名な《新世界》をメインに、フレッシュな對馬作品、そして演奏機会の少ない難曲シベリウスの交響曲第7番というメリハリのきいたプログラムから、はじめてのお客様にも奥深いクラシック音楽の世界を知っていただけたのではないかと思っています。
ささやかな私たちのコンサートですが、指揮の佐々木新平先生をはじめ、作曲者對馬時男氏、トヨタ関係各位、各学校、福祉団体等多くの皆様のご支援とご協力によって実現することができました。ここに改めて御礼申し上げます。
<良かった点>
ご高齢者も多いこともあり、開場時間を15分早めてその旨を事前に各団体に通知しました。そのため入場の混雑や混乱を防ぐことができ、ゆったりと過ごしていただけたようです。また今回は事前のチケット数把握と管理を徹底させたため、満席に近くても、立ち見や当日券販売を中止する必要もなく、すべての来場者の方に聴いていただくことができました。
<今後の課題>
・お子さん向けに演奏中の注意事項を紙に印刷して配布しており、ここ数年演奏中のマナーについては問題がありませんでした、しかし今回はスタッフが注意しても聞き入れない来場者がいて、演奏途中に騒音が発生してしまいました。あらかじめ、そのような場合の対応措置を裏方で相談して決めておく必要を感じました。
・演奏会前日に比較的大きな地震が首都圏を襲い、演奏会の時の避難対応等についてきちんと確認しておく必要性を痛感しました。
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ロビー風景 |
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ステージリハーサル(佐々木新平先生) |
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