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大分交響楽団 |
大分交響楽団2015ファミリーコンサート
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会場 iichikoグランシアタ |
2015年 7月 5日(日) | 開場 13:30
開演 14:00 |
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開場時のロビー風景
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曲 目 |
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ウエーバー 歌劇「オベロン」序曲
シベリウス カレリア組曲Op.11
J.シュトラウス ワルツ「南国のバラ」 Op388
メンデルスゾーン 「真夏の夜の夢」付随音楽 op.61(語り付き) |
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指揮者 |
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田久保裕一
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ソリスト |
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語り 久長美奈子
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出演者 |
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大分交響楽団
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大分交響楽団2015ファミリーコンサート「真夏の夜の夢」は7月5日、大分市iichikoグランシアタで、田久保裕一氏の指揮の下、雨模様の中ではあったが、1400名近くの入場者を迎え開催された。このコンサートは、クラシック音楽をご家族で楽しめるよう、入場者の年齢制限を無くし、また、日頃生の音楽を聴く機会の少ない方々を施設単位でご招待する、福祉コンサートの特徴を持つコンサートである。今回は、「オベロン序曲」「カレリア組曲」「南国のバラ」など聴きやすい曲を揃えた。前半は久長美奈子OBSアナウンサーの司会で進行した。あなたも指揮者コーナーでは、会場から抽選で3名選び、指揮者の体験をしていただく人気コーナーである。今年は6歳、8歳、80歳が当選し、それぞれに楽しい場面が続いた。後半の「真夏の夜の夢」では、久長アナの語りを交え、物語風に進行した。
前半後半ともに、アンケートに見られるよう、ご家族で非常に楽しんでいただいている様子が伝わった。また、TCCに感謝の意を表明している意見も多数あった。
<良かった点>
入場者の年齢制限を無くしてファミリーで音楽を楽しめる催しは、非常に好評なため今後も継続予定である、また、福祉施設の方々を多数ご招待するのも、オーケストラの社会的役目を考えると当然のことと考える。毎回沢山の感動と感謝の念を頂いている。選曲のテーマでは、いつも頭を悩ませるが、全曲そのテーマに沿わなくても、聴きやすい曲に焦点を当てて開催する予定である。今回、曲の構成や、流れが分かるよう、語りを入れて解説しながら進行したことは好評であった。また、照明も工夫して、臨場感を出せた。最後に、静寂な環境を保つことも、皆さんが楽しめるためには必要な事である。小さいお子様連れのご家族に対しては、ポスターで配慮を促したことは良かった。
<今後の課題> 現在の運営方針を保ちながら、静かな環境で音楽を楽しんでいただくための、さらなる工夫が必要である。お客様とどのように一体感を保つのか、演出を含め検討する必要がある。
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演奏風景 |
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指揮者コーナー 80歳の応募者、引き当てて大喜び |
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