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米沢フィルハーモニー管弦楽団 |
米沢フィルハーモニー管弦楽団第51回定期演奏会
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会場 伝国の杜 置賜文化ホール |
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演奏風景
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曲 目 |
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L.V.ベートーベン 交響曲第5番「運命」op.67
W.A.モーツアルト 歌劇「魔笛」序曲 K.620
鈴木崇 4つの交響的断章「刹那的な感傷の描写」OP.31
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指揮者 |
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竹谷 智
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ソリスト |
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出演者 |
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昨年度、当団は節目となる50回目の記念演奏会を無事終えて、今年度は、新たな出発を迎えるに際して、これまで何回も取り上げてきた、ベートーヴェンの交響曲第5番「運命」をメインにモーツアルトの魔笛序曲と比較的なじみのある曲と、当団でしかできない新たな試みとして、当団員でもあり、「山形県出身者新人演奏会2013年デビュー!クラシック」の出演者で新進気鋭の作曲者鈴木崇氏への当団委嘱作品、3つの交響的断章『刹那的な感傷の描写』を演奏しました。
当初鈴木氏からは4つの交響的断章『刹那的な感傷の描写』として作曲していただきましたが、練習を重ね、音を出しての実音化の中で、構成上総合的な検討の結果、3曲構成が最もふさわしいとして、3つの交響的断章『刹那的な感傷の描写』に変更して初演を行いました。
<良かった点>
運命という最もポピュラーな曲目を演奏したことが、演奏会全体の評価を高くしたように思います。特に招待に力を入れた、小中学生には、アンケートにも書かれていましたが、音楽の授業で聴いた曲を、生でしかも全楽章通して聴けたことが、管弦楽に親しみを覚えてくれたようでした。
また、山形県の新進気鋭作曲家の委嘱作品を演奏しましたが、当初、初演ということで曲の流れをつかむまで苦労しましたが、作曲者本人から指導を頂きながら練習を積み重ね、本番では一番良い出来となり、比較的聴きやすい曲想であったこともあり、来場者の方々からも好評を得たことは本当に良かったと思います。
地方の小さなオーケストラですが、当団でしかできないことをやり遂げたことは、今後の活動においても大きな励みになったものと考えております。
<今後の課題>
私どもの団体は20名そこそこのメンバーで、常には歯が抜けたような編成で練習しており、本番近くにならないと、賛助出演の方々が参加しないことから、毎年通常の練習でいかに少ない人数で効果の上がる練習をするかが課題となっております。今回も、4月から本格的に取り組みましたが、編成が揃わないことから本番近くまで不安な思いで練習を行っておりました。引き続き新しい団員の確保に向け努力して参りたいと思います。
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開場前立看板 |
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受付風景 |
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