|
|
|
山梨交響楽団 |
山梨交響楽団第41回定期演奏会
|
会場 コラニー文化ホール 大ホール |
|
スペイン交響曲
|
|
曲 目 |
|
ベートーヴェン 「フィデリオ」序曲
ラロ スペイン交響曲
ブラームス 交響曲第1番
|
|
指揮者 |
|
北原 幸男
|
|
ソリスト |
|
浅川 実夏 (ヴァイオリン)
|
|
出演者 |
|
演奏 山梨交響楽団
ゲストコンサートマスター 永峰 高志
|
|
今回は当団演奏会では6回目の共演となる指揮者に北原幸男氏をお迎えし、ブラームスの交響曲1番、ラロのスペイン交響曲、ベートーヴェンのフィデリオ序曲を演奏。スペイン交響曲のヴァイオリン・ソロには、地元山梨と東京で活躍されている浅川実夏さんをお迎えした。
ブラームスの1番については一般にも比較的なじみのある曲であり、また我々としても早い段階から練習を開始し、これにゲスト・コンサートマスターの永峰氏と指揮者の北原氏による音楽作りが加わり、来場者にもたいへん好評であった。
ラロのスペイン交響曲については、ソロとオケの合わせの部分で直前までかなり苦しんだ。前日練習においても相当の時間を割き、さらに当日のG.Pも30分以上延長して直前まで入念にリハーサルを重ねた。その甲斐あって本番がいちばん良い演奏となり、浅川さんのヴァイオリンも来場者の皆様から多くの好評を頂いた。
ゲスト・コンサートマスターの永峰氏からも、今回の苦しみを経て、これまで以上に大人のオケに成長出来たのではないか、との評価を頂いた。
今回の入場者数(1011名)は、昨年の演奏会の入場者数(940名)と比較して8%近く増加した。
増加の理由として考えられることとして、まず青少年ご招待が挙げられる。今回は、例年行っている福祉施設の招待に加え、県内の全高校、県立の養護学校、国中地域の全中学校、甲府市内の全小学校に対して招待の案内を郵送。さらに各学校の音楽家主任・吹奏楽部顧問の先生に趣旨を説明して希望者を募って頂いた。その結果、こららの中から実際に来場頂いた招待者数は187名に登り、これは会場収容数の11.3%に達した。小中学校は親子招待としたことや、昼公演であったことも、遠方からの小中学生の来場者増加に繋がったと考えられる。
当日は託児も受け付けるようにし、小さいお子様がいる母親など、普段はオーケストラの演奏会に行くことができない方々にも、演奏会を楽しんでいただけるよう配慮した。
<良かった点>
・招待目標(客席の10%)について、達成できた。
・ほとんどの来場者の方から、ご好評を頂いた。
・特に青少年ご招待の来場者や、今回初めて来場頂いた方から好評で、是非また来たいとの意見を沢山頂いた。
<今後の課題>
・入場者数の増加に向け、効果的な取り組みを考える必要がある。特に今回はテレビ/ラジオへの広報活動が不足していた。
・今回ご招待で来場頂いた方や初めて来場頂いた方に、リピーターになって頂けるよう取り組みを考えたい。
|
|
受付の様子 |
|
ブラームス交響曲第一番 |
|