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緑交響楽団 |
緑交響楽団 第53回定期演奏会 創立30周年記念演奏会
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会場 神奈川県立音楽堂 |
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曲 目 |
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ブラームス:大学祝典序曲 op.80
メンデルスゾーン:劇付随音楽「真夏の夜の夢」op.21&op.61(抜粋)
ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68
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指揮者 |
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河上隆介
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ソリスト |
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出演者 |
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今回の演奏会は当団創立30周年という節目にあたるが、特段30周年を記念して新たな大曲に挑むという企画ではなかった。むしろ、ブラームスも30周年にはふさわしい曲であり、新しい指揮者をお迎えし、丁寧な曲作りに挑んだといえよう。
また、トヨタさんの協賛、JAOさんの協力等多くの皆様に支えられ、今回の演奏会が無事終了しましたこと、紙面をもってご報告するとともに、お礼申し上げます
<良かった点>
(演奏面)
創立30周年の節目に向けて、これまで不便な練習場から、交通至便な練習場になり、出席率も増えオケのレベルアップが図かれた。その結果、練習の成果を如何なく発揮でき、お客さんからの万雷の拍手となった。団員の自信にもつながると思う。
(運営面)
・運営面では年初から事務局を立ち上げ、早め早めに準備に取りかかった。諸事情でメンバーの交代があり苦労したが、早めの対応が功を奏した。
・48回定期演奏会から地元横浜緑吹奏楽団と提携ができており、今回も12名のスタッフを動員して頂き、会場が毎回変わるにも拘わらず、万全の体制で望むことができた。
(広報面)
・地道に広報活動をした結果、読売新聞、朝日新聞等に取り上げられ、改めて驚く次第である。特に練習場で、マスコミ取材も受け、或いはプレゼントチケットもオーダーが多く入った事は、団員にとって励みになった。
<今後の課題>
・ (会場問題) 横浜市北部を拠点とする当団であるが、演奏会場は横浜の中心部ないしは鎌倉市、或いは東京都とまさに抽選次第の会場決定である。アマオケの宿命といえばそれまでだが、アンケートからも、今回指摘はなかったが、なぜ近くでやらないのかという声は毎回ある。地元の公会堂等は狭量であるため、是非人口の増えている横浜北部にコンサートホールの設立をお願いしたい。一方で、厳しい抽選に勝つ体制作りも今後の課題である。
・ (集客問題)上記課題にも関連するが、演奏会場が転々とする、或いは昼公演、夜公演と一定でない等から、固定客を如何に増やすかが課題である。有料老人ホーム等の切り口はできたが、新しい演奏会企画等も必要と思われる。
・ (団員募集)出演者の約半分をエキストラが占めており、今後も大曲を演奏するには演奏技術の向上もさることながら、団員の増員が必要である。このことを認識し、常に団員募集のキャンペーンを行っているが、必ずしも成果が出ていないことから今後の課題である。
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