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目黒区民交響楽団 |
目黒区民交響楽団第74回定期演奏会
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会場 めぐろパーシモンホール・大ホール |
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曲 目 |
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モーツァルト 歌劇「ドンジョヴァンニ」序曲
ブラームス ハイドンの主題による変奏曲op.56a
ベートーヴェン 交響曲第3番「英雄」op.55 |
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指揮者 |
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藤本淳也
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ソリスト |
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出演者 |
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目黒区民交響楽団
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今回は,17世紀から18世紀にかけて音楽の都ウィーンで活躍した作曲家3人の音楽を演奏しました。彼らはいずれも遠くからウィーンにやってきて,古典派からロマン派にいたるその時々の音楽の頂点を築いた人たちです。社会的には音楽家が王族の庇護から離れ,自由人として活動し始めた時期にあたります。
指揮は当楽団との共演が4回目となる藤本先生。しっくりとした演奏ができたと思います。
何といっても,聴衆の皆様ご存知の「英雄」には大きな拍手をいただきました。「ハイドンの主題による変奏曲」も古風で典雅な曲想が皆様に受けたことがアンケートでもわかります。
今回のお客様は約1040人。藤本先生が指揮なさっている他の楽団の方も大勢来聴していただきました。また,私どもは高校生以下と障害者の方をご招待していますが,今回は特に障害者の方が介助者とともに大勢お見えになりました。
印刷プログラムにはいつも工夫を凝らすのですが,エロイカつながりで,同時代を生きたナポレオン,ベートーヴェン,ゲーテの間の関係を独文学者も森田里津子氏にエッセイ風に書いていただいたのがよかったと思います。
前回と同じく,今回も東日本大震災で甚大な被害を被った目黒区の友好都市,気仙沼のために聴衆の皆様から募金しただき,それに今回演奏会の入場料収入全額を合わせて238,400円を同市に送金いたしました。なお,昨年10月,トヨタ自動車様の支援のもとに,私どもより24名が同市の小中学校3校を巡回してミニコンサートを開催したことを申し添えます。
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