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横浜交響楽団 |
第628回定期演奏会・青少年のための音楽会
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会場 神奈川県立音楽堂 |
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曲 目 |
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新春コンサート
【音楽の都を巡る(6)〜ニューヨーク】
1.A.L.ウェバー:「オペラ座の怪人」より
2.ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー
3.ドヴォルザーク:交響曲第9番ホ短調「新世界より」 |
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指揮者 |
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甲賀一宏
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ソリスト |
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ピアノ独奏:河内襟也
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出演者 |
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管弦楽:横浜交響楽団
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年間8回の定期演奏会でも満員になるのはそう多くはありませんが、今月はプログラムが人気のある曲ばかりであるためか大入りでした。「青少年のための音楽会」と銘打っています通り、小中学校生は無料招待していますし、未就学児も制限をしていませんので、気楽に来られる雰囲気にはなっています。いつもは人気のある曲ばかりではなく、まったく知られていない曲もあえて演奏していますので、常時満員にはなりません。やはり「新世界」はダントツの人気です。「オペラ座の怪人」「ラプソディー・イン・ブルー」も人気があり、テーマの<ニューヨーク>ならではのプログラムでした。
「オペラ座の怪人」ではドラムセットやサキソフォーンが入り、短い曲ですが演奏会の頭の曲としては快調な出だしでした。「ラプソディー」は新鋭のピアニストのさわやかな、ういういしい雰囲気が好評でした。アマチュアオケはこういう若者をどんどん世の中に送り出さなければと再認識しました。
「新世界」は628回のの定期演奏会で24回演奏したことになりますが、聴く人仁はいい曲でも、弾く方はメンバーも変わっていますし何回やっても難しい曲です。今回はコントラバスが7本と充実していたので、より重厚な音がしたと思います。毎回演奏会のあたまに指揮者の楽しい曲目解説があり、とても好評です。アンコールはアンダーソンの「そりすべり」、指揮者から「アンコールは得てしてスベリやすい、いや受験シーズンなので曲名は<そりあそび>と行っておきます」と解説が入り、場内が爆笑し、とてもアットホームな雰囲気の演奏会になりました。
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