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目黒区民交響楽団 |
目黒区民交響楽団第72回定期演奏会
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会場 めぐろパーシモンホール・大ホール |
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曲 目 |
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リスト 交響詩「前奏曲」
バルトーク ルーマニア民俗舞曲
チャイコフスキー 交響曲第4番ヘ短調作品36 |
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指揮者 |
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紙谷一衛
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ソリスト |
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出演者 |
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目黒区民交響楽団
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今回の演奏会は,現役最長老の指揮者,紙谷一衛先生を指揮にお迎えして開催いたしました。先生はあまり演奏会には登場されませんが,齋藤秀雄門下の森正,渡邊暁雄と同世代で,指揮と音楽指導法の教育の世界では有名な方です。私どもの二十数回に及ぶリハーサルの大部分にお越しくだされ,綿密な指導により私どもの演奏会を成功に導いてくださいました。
今回の演奏会には特に表題はつけませんでしたが,リスト,チャイコフスキー,バルトークといえば,それぞれ二つの文化を背負った作曲家であることは皆様おわかりいただけると思います。
「人生は死の前奏曲」という重苦しいテーマのリストの作品に続き,ルーマニアの土俗的舞曲をいくつか配したバルトークの小品,さらにチャイコフスキーの「運命」と呼ばれる第4交響曲というプログラムはお客様の満足を得ることができました。
アンコールには,ドヴォルザークのスラブ舞曲第10番(第2編第2曲)という有名曲で演奏会を閉じました。
今回は,学齢未満の子どもさんにも大勢来ていただきました。必ずしも子どもさん向きプログラムではなかったのですが,2時間という長丁場を皆さんおとなしく聴いていただけました。
私どもの演奏会も会をこのところ定員1200名のホールに1000名台のお客様を安定的に迎えることができるようになりました。これに鑑み,今回は従来の自由定員制に代え,指定席制を採用しました。
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