|
|
|
北海道交響楽団 |
トヨタコミュニティコンサート in 札幌 〜北海道交響楽団創立30周年記念演奏会〜 “ワーグナー「リング」への誘い”
|
会場 札幌コンサートホールKitara大ホール |
|
入場ゲート風景
|
|
曲 目 |
|
ワーグナー/楽劇「ニーベルングの指環」4部作よりハイライト |
|
指揮者 |
|
川越 守
|
|
ソリスト |
|
独唱:ジークリンデ/山本真由美(ソプラノ)、ブリュンヒルデ/福田祥子(ソプラノ)、ジークムント・ジークフリート/角田和弘(テノール)、ヴォータン/岡元敦司(バリトン)
|
|
出演者 |
|
管弦楽:北海道交響楽団
|
|
ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指環」全4部作から抜粋し、約3時間のオリジナルハイライト版を構成して演奏しました。
演奏はどのパートも非常に困難であり、まとめ上げるには大変な苦労がありました。
日本を代表するソリスト4名の方々の素晴らしい歌声にも触発され団員の士気も高まり、「ワーグナーの神髄を伝えよう」という指揮者・川越守(当団音楽監督)の熱意のもと、楽団30周年記念に相応しい演奏会を作ることができました。
難解で長大なストーリーですが、映像などを利用した演出、三枝音楽監督の解説などにより、お客様にもある程度理解していただくことができました。
しかし、この壮大なストーリーを十分に理解していただくのは難しかったということ、アンケートで「スクリーンに字幕を出してほしかった」という声が非常に多くあったことなど、今後オペラ公演を開催する時には検討が必要な項目もありました。
10月5日には、演奏会の事前イベントとして、札幌の名所・時計台において、札幌の音楽文化をテーマとしたトークショーとミニコンサート(ワーグナー/ジークフリート牧歌を演奏)を行いました。
上田文雄札幌市長、三枝氏、川越氏、司会の上杉春雄氏(札幌在住の医師、ピアニスト)のトークに、集まった市民のみなさんも興味深く耳を傾けてくださいました。「指環」の解説もあわせて行い、演奏会の集客にもつながりました。
今回の演奏会では、特に北海道内ではほとんど演奏される機会のない超大作で、アマチュア楽団には演奏不可能ではないかとも言われた演目に挑戦し、好評価をいただくことができました。
楽団30年の集大成であるのはもちろんのこと、北海道の音楽界、また全国で活動するアマチュアオーケストラの歴史の中でも一つの記念となる演奏会を作り上げることができたと自負しております。
このような機会を与えていただき、演奏会の成功に導いてくださった、トヨタ自動車株式会社、札幌地区トヨタ販売グループの皆様、制作および演出スタッフ、札幌コンサートホールのスタッフ方をはじめ、関係されたすべての方々に感謝申しげます。
|
|
演奏会本番 |
|
演奏会本番 |
|