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レポートリスト
[2006年度]
第51回定期演奏会(福島市民オーケストラ)
北海道交響楽団・リヨン仏独合唱団 合同特別演奏会(北海道交響楽団)
トヨタコミュニテイコンサート 丸の内交響楽団 第12回演奏会(丸の内交響楽団)
第43回定期演奏会 “クラシック音楽を全ての方に”(米沢フィルハーモニー管弦楽団)
四国フィルハーモニー管弦楽団2007高知定期公演〜病気と闘う子どもたちを支援するチャリティコンサート〜(四国フィルハーモニー管弦楽団)
創立20周年記念 第20回定期演奏会(半田市民管弦楽団)
第46回定期演奏会 創立30周年記念演奏会(柏交響楽団)
第70回記念定期演奏会(岐阜県交響楽団)
第17回定期演奏会「トランペットの魅力とオーケストラの楽しみ」(八戸ジュニア・オーケストラ)
福井室内管弦楽団第17回定期演奏会(福井室内管弦楽団)
フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団 第45回&創立30周年記念演奏会(フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団)
第8回定期演奏会(かずさジュニアオーケストラ)
ウインターコンサート2007(富山シティフィルハーモニー管弦楽団)
宮崎ジュニア・オーケストラ第41回定期演奏会 “みやざき・若人の風”コンサート(宮崎ジュニア・オーケストラ)
第13回定期演奏会「土曜の夜は家族でオーケストラ」(延岡フィルハーモニー管弦楽団)


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TCC活動レポート
岐阜県交響楽団
第70回記念定期演奏会
会場 羽島市
2006年11月26日(日)午後2時


岐阜県交響楽団

曲 目 シベリウス 交響詩「フィンランディア」
グリーグ  二つの悲しい旋律
ショスタコービッチ 交響曲 第10番
指揮者 小松一彦
ソリスト
出演者 岐阜県交響楽団

11月26日(日)岐阜交響楽団、第70回記念定期演奏会が、
羽島市文化センター、スカイホールで行われました。
70回という節目の演奏会であり、プログラムは
シベリウス 交響詩「フィンランディア」
グリーグ 二つの悲しい旋律
ショスタコービッチ 交響曲第10番
という、大変意欲的な曲目が揃えられていました。

最初の2曲は、どちらも北欧の作曲家のよく知られている作品ですが、
どちらもこのオーケストラのテクニックと音楽性を十分に示した
演奏でした。
特に、グリーグにおける弦セクションの美しさに聴衆はすっかり引き込まれてしまっていました。
前半の演奏で、難曲のショスタコービッチの交響曲の演奏も素晴らしいものになるだろうと確信しましたが、果たしてそのとおりでした。
小松一彦氏のエネルギッシュな指揮のもとに、聞き応えのある響きが生み出されていきました。

小松一彦氏にコメントをいただきました。
 ♪練習の際に、それぞれの楽曲のサウンドの確立と音のイメージをつかんだ感情移入を
  要求してきましたが、今日はそれによく応えた演奏だったと思います。
  これからも心に届く音作りをしていきたいと思います。

コンサートマスターの(今回がコンマスデビュー)スティーブン・ブリバーティ氏の
コメントです。
 ♪ショスタコービッチは4曲の候補から決めた演目でした。
  金管のおもしろさが伝わったと思います。
  グリーグにおけるフレーズ感も美しく表現できたのではないでしょうか。


アンコールには、風に乗って飛んでくるイメージをもって(小松氏)ラフマニノフの「ヴォカリーズ」が演奏され、コンサートの幕が閉じました。
2年前の東京公演、今回の記念定期演奏会を経て、3年後に予定されているウィーン公演に大いに期待がもてました。
またこの日の演奏はNHKFM(岐阜)で12月3日(日)23時より
放送されました。


指揮の小松一彦氏

新コンサート・マスターのスティーブン・ブリバーティ氏



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