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岐阜県交響楽団 |
第70回記念定期演奏会
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会場 羽島市 |
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岐阜県交響楽団
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曲 目 |
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シベリウス 交響詩「フィンランディア」
グリーグ 二つの悲しい旋律
ショスタコービッチ 交響曲 第10番 |
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指揮者 |
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小松一彦
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ソリスト |
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出演者 |
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岐阜県交響楽団
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11月26日(日)岐阜交響楽団、第70回記念定期演奏会が、
羽島市文化センター、スカイホールで行われました。
70回という節目の演奏会であり、プログラムは
シベリウス 交響詩「フィンランディア」
グリーグ 二つの悲しい旋律
ショスタコービッチ 交響曲第10番
という、大変意欲的な曲目が揃えられていました。
最初の2曲は、どちらも北欧の作曲家のよく知られている作品ですが、
どちらもこのオーケストラのテクニックと音楽性を十分に示した
演奏でした。
特に、グリーグにおける弦セクションの美しさに聴衆はすっかり引き込まれてしまっていました。
前半の演奏で、難曲のショスタコービッチの交響曲の演奏も素晴らしいものになるだろうと確信しましたが、果たしてそのとおりでした。
小松一彦氏のエネルギッシュな指揮のもとに、聞き応えのある響きが生み出されていきました。
小松一彦氏にコメントをいただきました。
♪練習の際に、それぞれの楽曲のサウンドの確立と音のイメージをつかんだ感情移入を
要求してきましたが、今日はそれによく応えた演奏だったと思います。
これからも心に届く音作りをしていきたいと思います。
コンサートマスターの(今回がコンマスデビュー)スティーブン・ブリバーティ氏の
コメントです。
♪ショスタコービッチは4曲の候補から決めた演目でした。
金管のおもしろさが伝わったと思います。
グリーグにおけるフレーズ感も美しく表現できたのではないでしょうか。
アンコールには、風に乗って飛んでくるイメージをもって(小松氏)ラフマニノフの「ヴォカリーズ」が演奏され、コンサートの幕が閉じました。
2年前の東京公演、今回の記念定期演奏会を経て、3年後に予定されているウィーン公演に大いに期待がもてました。
またこの日の演奏はNHKFM(岐阜)で12月3日(日)23時より
放送されました。
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指揮の小松一彦氏 |
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新コンサート・マスターのスティーブン・ブリバーティ氏 |
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