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TCC活動レポート
フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団
フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団 第45回&創立30周年記念演奏会
会場 東京芸術劇場 大ホール
2007年 2月12日(月)14:30(14:00開場)


フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団

曲 目 リヒャルト・シュトラウス/
◆四つの最後の歌(ヘルマン・ヘッセ、ヨーゼフ・アインフェドルフの詩による)
◆アルプス交響曲 作品64(アルプス登山を音楽で体験)
指揮者 小松一彦
ソリスト 森 麻季(ソプラノ)
出演者 フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団

2007年2月12日(月・祝)、東京池袋の東京芸術劇場において、フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団の創立30周年記念の第45回演奏会が開かれました。

結成から30年。大曲の「アルプス交響曲」をいつかはステージにという想いがかない、この日のメインのプログラムとなりました。
また、ソプラノの森麻季氏をソリストに迎え、シュトラウスの「4つの最後の歌」
が前半に演奏されました。
「4つの最後の歌」はリヒャルト・シュトラウスの最後の作品であり、ヘッセとアイヒェンドルフの詩に色合い豊かなオーケストラの伴奏がつけられています。
細やかな神経が必要とされる、歌とのアンサンブルですが、弦楽器も管楽器も弱音でも柔らかい音が要求されるシュトラウスの世界を、展開していました。

後半の「アルプス交響曲」は巨大な編成で書かれ、そのうえバンダも加わるという難曲。
この曲を演奏するには「仲間意識を強く持つことが必要」(小松一彦氏)という言葉どおり、
様々な情景を団員の力で表現しきった演奏でした。

演奏後、創立以来のメンバー6人が、満員の聴衆と、オーケストラの仲間のよって祝福されました。

「よいアマチュアとは手がけている曲を通じて自分が豊かになる」(小松氏)

この素晴らしい演奏会を通して、これからもフィルハーモニックアンサンブル管弦楽団は
よいホール、よい音響を求め、独自の世界を展開していくことと思います。

小松一彦氏

ソプラノ森麻季氏



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