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フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団 |
フィルハーモニックアンサンブル第43回演奏会
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会場 東京芸術劇場大ホール |
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曲 目 |
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ワグナー/楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」第1幕前奏曲
ベートーヴェン/ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための3重奏曲ハ長調作品56
ブラームス/交響曲第1番ハ短調作品68 |
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指揮者 |
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カルロス・シュピーラー
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ソリスト |
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Pf.津田真理
Vn.村上和邦
Vc.藤森亮一
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出演者 |
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フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団
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「よかった点」
ドイツ人指揮者カルロス・シュピーラー氏とは2度目の共演、今回はご家族の怪我のため来日が大幅に遅れ、本番当日を含め3日間のみの合わせとなり結果が心配されましたが、英語と片言の日本語を駆使しての熱意溢れる指導と、ワーグナー、ベートーヴェン、ブラームスに対するドイツ人ならではの深い造詣により、期待以上の音楽的成果をあげることができました。また、比較的演奏機会の少ないベートーヴェンのトリプルコンチェルトを3人のソリストと共に演奏できたことは、私達オーケストラにとって、貴重な体験となりました。
そして、当然ながら、これらの指揮者、ソリストに伴う経費は、通常の演奏会と比較してかさんだわけですが、トヨタ自動車の協賛を得たことで、団員個々の負担をさほど増やすことなく行うことができました。
「今後の課題」
TCC−B方式の承認が大幅に遅れたため、広報周知期間が不足しました。
指揮者、ソリストの知名度、曲目など、他に様々な要因があるかも知れませんが、いずれにしてもこのことが、当初の入場見込を大きく下回ったことに大きく影響したことは否めません。
4ヶ月前から準備に入る制度となっていながら、決定が2ヶ月前になるというような事態が生じることについて、我々会員としては、大いに理解に苦しむところであります。
遅くとも4ヶ月前には承認というのが本来であると思われますが、毎年1月末にならなければどうしても決定できないという事情があるのであれば、今後は、TCC−B方式の申請対象となるコンサートは6月以降のものに限るとして、そのことを事前に周知するなどの措置が必要ではないかと思われます。
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指揮:カルロス・シュピーラー |
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ベートーヴェン:ピアノ、ヴァイオリンとチェロのための3重協奏曲/津田真理Pf./村上和邦Vn./藤森亮一Vc. |
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