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センチュリー室内管弦楽団 |
第23回定期演奏会
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会場 豊田市コンサートホール |
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ブラームス 演奏風景
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曲 目 |
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L.V.ベートーヴェン
「エグモント」序曲 Op.84
J.ブラームス
ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲イ短調
Op.102
L.V.ベートーヴェン
交響曲第8番ヘ長調 Op.93 |
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指揮者 |
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吉住典洋
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ソリスト |
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樹神早紀(ヴァイオリン)
森山涼介(チェロ)
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出演者 |
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センチュリー室内管弦楽団
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今回の演奏会サブタイトルは「育て若き芽・夢コンサート」と銘うち、豊田市ジュニアオーケストラ同期出身で共に東京芸大で勉強中の若いソリストふたりを招き、ジュニアオケ後輩に先輩の頑張っている姿を見てもらうことによって、自らの夢の実現の可能性を実感してもらえたらとの狙いと、地域の子供たちにも楽器への興味、音楽への関心を高め、生の音に触れる場を提供したく、学校関係への招待を主体にしました。
ソリストが地元出身、しかもひとりは団員の娘さんということで話題性も味方して1004の席に970以上の席が埋まる結果で、演奏する側にとって大変やりがいのある理想の環境となりました。団員も家族同様なソリストたちを包み込むように、また心から応援する気持ちで演奏できたこと、若いふたりもそれに応えるべくひたむきに自分たちの力を出し切る熱演をしてくれたことで、とてもよい雰囲気での演奏会になったと思います。
来場したジュニアオケ関係者からは、大変感動的で今後の励みになったとの声が多く聞かれ、駆けつけていただいたジュニアオケを指導している先生方(澤カルテットメンバー)からも、ふたりの頑張りに暖かい祝福と、学生で勉強中の環境ではオーケストラと共演できるチャンスはほとんど無く、今回のような機会がいかに貴重であるかを語っていただけました。ソリストたちからは、未熟な自分たちにはとてもよい経験になり、今後の課題も見つけることもできた。このような機会を与えてもらえたことに感謝するとのコメントもあり、若い芽を育てる意味からも有意義なものでした。
またアンケートから子供たちにもソリストの一生懸命な姿と、CDでは体験できない生の音の迫力に驚きと新鮮さを感じてもらえたことがうかがえました。
初めて来場された方からは豊田市にこういうオーケストラがあったことに驚いたとの声も聞かれ、うれしく思うと同時に更なる精進への意を新たにしています。近年は市内外での知名度も徐々に上がってきており、固定客も増えつつありますが、今後はふだん生の音楽に触れる機会の少ない施設の方々などを順次招待していくことを計画していきます。
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ソリストふたり |
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受付風景 |
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